ビンカミノール

vinca
ヤマブキ、ユキノシタとともに好日の庭の第一期生。自宅から移植した二つかみほどの株がそこら中に広がりメインのグランドカバーになっている。ビンカミノールの丈夫で手間いらずな性質を書き始めると、宮沢賢治氏の「雨ニモ負ケズ」が思い浮かんできた。
  
雨にも負けず、風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体をもち、欲はなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
すこしの土とすこしの水で育ち、あらゆる雑草を入れずによく茂って常緑で、そして大きくはなりすぎず、建物の陰の一番の日陰の砕石の大地に居て、東に玄関前の隙間があれば行って可愛く花を咲かせ、西に植木鉢の隙間があれば行って根を下ろし、南に日溜まりの大地があれば行って一足先に花を咲かせ、北に野草が顔を出す大地があれば、俺たちは似合わないからやめろと言い、、、
   
そういうグランドカバー。
   
2007.04.11 記 元祖好日の庭にて