小林賢二のしごと

墓所改修工事をしました。
2013年06月16日

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◆画像準備中
   
   
既存大谷石製石材の老朽化、及び震災による影響に伴う墓所の改修工事。
構造的に問題のない墓石、床材は現状のまま残し、損傷の激しい外柵のみの撤去、新設させて頂きました。
幾種類かの石材が使われている墓石、灯籠等と大谷石の敷石を残しながらの新設外柵デザインにあたり、色は既に使われている石たちよりも濃いグレー色を選択し、端正なリズムを四周に通して全体を締めています。
大仰な石柵で区切られた墓所が両側に接する既存の状況で、殊更に高さのある柵で仕切る必要はないだろうという判断から、気軽には立ち入れない最低限必要と思われる高さに抑えて、改修前よりも大らかな広がりの感じられる空気を作り出そう考えました。
   
   
東京都台東区
墓所 | 外柵改修デザイン・既存石柵撤去および新設工事
御影石、 他
2012

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