小林賢二のしごと

住まい作りのお手伝い

土気の庭
2015年12月01日

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デザイナー小泉誠さん設計の住宅の庭作りをお手伝い。
コンクリートは打たない、モルタルは敷かない。大地の上に自然の素材だけを使って、みんなの手で描く庭。
お施主さん一家、Koizumi Studioのスタッフの皆さん、武蔵野美術大学小泉ゼミの学生さん他、総勢20人超でのワークショップにより行った庭作りです。
   
庭の真中のウッドデッキで、一瞬、頭領気分を味あわせて頂きました。
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2人で頑張れば持ち運べる重さまでに限定して選んだ石材
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石班:私のプランをベースに、現場で考えながら配石しています。
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芝班+建主さんご一家
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法面の芝を竹串で止める小泉さん
竹串もワークショップの中で制作しています。モノ作りが本当に好きな人たちです。
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ユースでの合宿でした。
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2日目の夕方に概ね仕上がりました。
私は主に植栽班。千葉の苗圃で選んだ高中木と、「好日の庭」で溢れ始めた草木を若干移植しています。
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千葉県千葉市
個人住宅 | 庭デザイン・植栽及び石工事ワークショップ
錆御影石、白御影石、 砂利、枕木、 草木、 他
2014

photo_Koizumi Studio、 Kenji Kobayashi

青柳の庭
2013年06月28日

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外での食事をゆったりと楽しめるプライベートな中庭と、道行く人にも向けられた朗らかな前庭。
全ての居室が面する中庭は、一本のシダレザクラを中心に、ウッドデッキのステージと砕石が敷かれた海が広がっています。煩くはならないように、限った要素の石を吟味して、窓越しの風景に、中庭での時間と空間に、「粋」を加えようと計画しました。砂利(土)の中に埋めた石の作り出す磁場が、どこか心にしっくりとくる落ち着きを中庭にもたらしてくれるだろうと思います。
低く据えた二石。私の器の高台裏のサイン「二」にも似ているのですが、この二つのセットを好んで使っています。一つより二つ。一人より二人。通称「ニコニコの石」と、この物件完了後に命名しました。
暖かみのある錆石景石は、特にシダレザクラが落葉した冬期、建築外壁に灯る照明のように庭にほのかな明るさをもたらします。
道に面しては、楚々とした枝振りの雑木で緩やかに遮蔽した植込みの背後を、大らかな敷石のアプローチとして、開放的であっても落ち着きのある空間を作り出そうとしました。
山下達朗くん(プランプランhttp://www.planplan.jp/)設計の建築デザインに拠りながら、些細な作業でも、庭だからできる設えによって暮らしに悦びと安らぎを増やすことができていれば、、成功です。
   
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東京都国立市
個人住宅 | 庭デザイン・植栽及び石工事
錆御影石、灰御影石、玄武岩、 砂利、 草木、 他
2013

solaのうつわ
2013年06月28日

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◆画像準備中
   
千葉県市川市
ライオンズ本八幡レジデンス:集合住宅 | 環境彫刻
黒御影石、砂利、水、他
2013

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