小林賢二のしごと

レンコン畑の秋
2015年10月24日

renkon
昨日は茨城土浦。いつもお世話になっています石屋さんに出向いて、来月の個展に出品する石の作品を追加制作してきました。
写真は、近くに広がるレンコン畑。
   
田畑の美しさや、里山に自然の美を感じるのもそうですが、植物と土と水と風と光と人の仕事と、
人間が生活空間の中で好む風景は、全く手つかずの自然ではなく、自然と人工がほどよく調和して整理された空間なんだと思います。庭も。
大きな石を加工する最中に生まれる、小さな石の中から、偶然に出来た形のおもしろい石を拾い上げて、ほんのすこしの加工を施して、水鉢や花入れを作っています。
ダイニングテーブルの真中や、飾り棚の片隅に、爽やかな庭の空気を感じられるような小さな景色。水を湛えたり、身近で手に入る草花を添えたり、自然と人の手のほどよいバランスで、見ていて飽きる事の無い小さな石の光景を作りたいと、考えています。
niwanoisi

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