昨日まで相羽建設設計施工の小平の家。
うまい具合に雨天を避けて、二日間の造園工事完了しました。
ご協力いただいてる皆さんの日頃の行いのおかげです。
植栽を進めると現場に新しい光が次々と生まれていく。
そのことが実感できる工事時の晴れ間は有り難いです。
概ね仕上がった庭に降りだした雨。
ウッドデッキが囲う白御影石敷きのテラスはBBQも楽しめる集いのスペース。晴れればアクティブな庭に、雨に濡れればしっとりと見えるように、野面石を織り交ぜて庭の景色をつなげています。
苑路を兼ねて並べた石に縁取られた土のエリアは、菜園として使っていただく予定。
ウッドデッキの形状は、部屋から見える緑を増やすために住まい手さんが考えたアイデアです。
雨の「つむじ」に来ると、いつもこんな色彩に気をとめてしまうようです。
濡れると撮りたくなる石と緑。
似たような写真がたくさん。。
このところ、来春に向かっての庭づくりの打合せが続いています。
多様なシチュエーションがあり、住まい手さんの嗜好も多様になってきたように感じます。
引き出しを増やさないといけませんねえ。。
小運搬とは、トラックが通れない場合や通路が狭小な工事現場で、材料を人力で小分けして運び出すこと。
都会の住宅造園では、この小運搬〈材料の人力搬入〉にエネルギーの半分ぐらいが注がれると思った昨日の現場でした。
職人の皆さんもほとんど腰に持病をかかえていると知った昨日でした。
無事に収まるとなんて事はないんですが。
綺麗に仕上がった風景に報われます。
相羽建設設計施工の世田谷区経堂の住宅。
私が大学時代に暮らしていた街でした。40年前のことで、様変わりしている駅前の様子に懐かしさもなかったですが、、
建築を学んでいた当時、将来造園の仕事をしているなど想像もしていなかったなあ、という感慨はあります。
相羽建設と協働のウッドデッキとウッドフェンスのあるコートガーデン。
だいぶ板についてきた感じです。