小林賢二のしごと

Garden, Landscape/練馬区*江古田の家

江古田の家、の冬
2022年01月22日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の「江古田の家」
   
「緑と暮らす。」(エクスナレッジ)でも掲載させて頂き、相羽建設のサイトでも紹介されています、造園から4年目の春を迎えようとしている庭。
   
【AIBA100Life | 草木の折り重なりがつくる風景】▶︎ https://aibaeco.co.jp/100story/life/life-2427/
   
これから造園する飯塚豊さん設計の「練馬K邸」に行った折、近くと気づいて「江古田の家」の冬の様子を覗いてきました。
想えば、建築家の飯塚さんと知り合ったのも、ここのオープンハウスの折に伊礼さんから紹介して頂いたご縁でした。

ヤマボウシと二本のヤマモミジを中心にした庭で、通りを歩いて近づいてくると見えてくる、冬枯れの木立の姿とはいえ場所を得て悠々と育っている様子が心地いい風景。
実は、住まい手さん自ら剪定の仕方を勉強して、大きく太くなりすぎないように手入れしている雑木たちでもあります。その様子、見事で素晴らしく嬉しく。
   
突然の訪問だったのですが、ついついピンポーンしてしまったらご家族の皆さんと会えて、色々お話もできて、庭作りで頂いてる楽しいご縁の面白さに良い気分にさせて頂いた冬晴れの1日。
次の現場も、がんばります。そんな日でした。

江古田の庭 2020.06.07
2021年01月02日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の江古田の家。造園してから2年経った2020年6月の様子。
   
北側の道路を挟んだお向かいに、幾本ものモミジを中心にした年季の入った庭が広がっている。街並に向けた敷地コーナーに庭を用意してくれた建築計画にも応えて、ヤマモミジとドウダンツツジの紅葉樹を中心に、お向かいの緑と一体となって通りの風景が育っていくようにまとまりのある緑地を計画。玄関ポーチから小さな回遊性をもたせて並べた飛石の路地を歩けば、野山の中に居るような雰囲気もあります。
南の庭の骨格を作っているのは一階リビングから繋がるウッドデッキ。リビング窓辺の正面に入れた、西陽の方に気勢を向けたヤマモミジを中心に、デッキを囲むように高中低木と下草を植栽。元々あった雑木林の隙間にウッドデッキを渡したような、自然の中に居るような風景に育ってくれればと考えました。

▼小さな回遊性を持たせた路地も、お向かいの緑と折り重なって奥深い庭に。­­

▼玄関ポーチから、キッチンの窓辺から、北側はお向かいの緑を借景して風景を成り立たせている。



   
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江古田の庭
2018年08月20日





   
東京都練馬区
住宅 | 庭デザイン・植栽及び石工事
2018

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