小林賢二のしごと

Garden, Landscape/渋谷区*広尾の庭

春日燈篭
2022年03月23日


6年前から手入れに通っている都内のお屋敷の庭。
万成石の春日燈篭が、そばに植えられて成長しすぎたモミジが干渉して傾いていました。
すぐに倒れるほどでもないとの判断でそのままにしていたのですが、一念発起して本日傾きの補正作業を決行。

石に寄りかかっていたモミジを頬杖支柱で離して、石灯籠をジャッキで起こします。
果たしてモミジがどのくらい起きるかが懸念でしたが、職人の皆さんの工夫と頑張りで、無事に想定通りに納めてくれました。

▼補正前

▼補正後

渋く納まったと思います。
丸太が灰色に変わって落ち着いてくれること、期待です。

覆っていた常緑樹の手入れが行き届いてきたおかげで、ユスラウメの花数も増えてきたようです。

庭の光
2022年01月22日


昨日が現場初めでした
   
休憩の合間に見つめた庭の光
庭は光の生まれる場所

不意に出会ったマンリョウに心を奪われことが何度かあります。
どこかポテッとした形姿で、若い頃はあまり好んで使わなかった木ですが、
ところを得て、冬日和にハッとさせられる赤の印象は生き生きとして鮮烈です。
   

建築と織りなす庭の光
   
今年も、暮らしを彩るたくさんの庭の光をつくりだしていきたいと思います。

手入れの現場納め
2021年12月21日



ここは職人頼みの手入れの現場。
私は松の手入れはできません。高い木に登れません。最近、重めの石がきつくなってきました。。
今年もありがとう。
あと2現場、あるけどね。

私は足下手入れ担当。
来年は、この庭の拡張工事で、デザインをがんばります!

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