今日は、つむじで庭づくりのご提案でした。
相羽建設のお客さんとは、いつもここで基本的なプランのお話しをして、
庭に出て実際に木々を見ながら、それぞれの性質のご説明などもさせていただきます。
薄く透けるような葉が好みとおっしゃるお客さん、
プランにはクロモジと入れていたところを、近縁のシロモジと比較してシロモジ採用に変更。
葉の形の違いをご説明しましたが、確かに、夏に向かってもシロモジの方が薄い葉の印象かもしれません。。
そして、黄色い花がお好きということで、
花後のトサミズキとヒュウガミズキを見て頂いて、ヒュウガミズキを追加。
▼ヒュウガミズキは花後に出てくる新葉の可愛さも秀逸
▼より鮮やかな黄色のヤマブキも加えることにして、ほぼ庭のデザイン落着しました。
つむじの木々のお陰で、打合せもなめらか、
いい季節です。
▼アケビもたわわに咲いています
▼満開のリキュウバイと花が終わりこれから葉を展開させるダンコウバイ
かけ足の春。
今週は春の陽気
お休みの「つむじ」に足が向いて、4月になったらやろうと思っていた常緑低木の剪定を例年より早めに施すことに。
秋の終わりに剪定してあった落葉樹も、芽吹きの前に気になる枝を整理してきました。
▼マホニアコンヒューサ:before
▼フイリアオキ:before
▼マルバノキ:after
シロモジとトサミズキが黄花をつけ始めて、
春のあたたかい光が大地に草木に降り注いでいました。
本格的な春に向かって、庭のデザインと工事で忙しく動いていますが、
久々に一日一人で庭と向き合って、ちょっとリフレッシュできたかもしれません。
仕事で癒やされてしまうのが、なんといっても庭仕事好きのいいところです。
今日は立春の中頃、
二十四節気のはじまりで、春の兆しが見えはじめる季節。
打合せで出かけたつむじの庭も、落葉樹の新芽がほのかに色づいて、明るさの感じられる木立の風景でした。
シンボリックな一本立の桜(サトザクラ:関山)から、奥に進むと株立の雑木を中心に自然味の感じられる風景に変遷していきます。
限られた本数の木でも、株立が多いと林のような風情に。
山取りのアオダモの木の株元からクロモジが芽生えて共生していたり。
つむじにない花木の一つが梅。
アトリエ近くの谷保天満宮の梅林が見頃を迎えそうです。
自分の庭にない木は他所で楽しむのが、庭と街を愛する秘訣。
アトリエに戻ると、ふきのとうが食べ頃を迎えていました。
いつも気が付かず逃してしまうことが多いのですが、ややのんびりとした日曜のつむじ帰りで良かった。