武蔵村山市榎にある住宅の庭リニューアル工事。
江戸時代には街道の一里塚として植えられた榎の木。は、植えてません。
土地区画整理事業による庭スペースの形状変更に伴うリニューアルで、樹齢50才を越えていそうなキンモクセイとかモミジやサルスベリ等の既存樹を移植し、元々あった飛石を並び替えて、新規に背丈程のクロモジとヒメシャラを植えて、大谷石の舗石と砂利を近くのホームセンターに買いに出向き(家主さんが)、既存の低木や地被も移動しつつ、私のデザイン料と工賃は頂きますが材料費を抑えながらいいものを作りましょう、という家主ご夫婦フル活動のワークショップのような庭作り。
草花を増やしたり、小さな畑をつくったり、ご夫婦の作業は続きますが…
スッキリとして品もある新しい庭のはじまりの姿をご一緒に描きました。
東京都武蔵村山市
個人住宅 | 庭の改修デザイン・植栽及び石工事
大谷石、自然石飛石、川砂利、草木、 他
2016
東村山の工務店相羽建設さんの「つむじプロジェクト」
「手仕事」と「食」をテーマに、地域の人と文化が出会い、豊かな交流が生まれるような、魅力的な場づくりです。
建築家伊礼智さん、家具デザイナー小泉誠さん、相羽建設さんの設計による4つの建築物をもつ敷地全体のランドスケープデザインと各所の楽しみを増やす庭作りを担当しています。
先行してオープンした伊礼智さんの設計によるモデルハウス「i-works2015」
性能と意匠の両立を視野に、「性能の先の心地よさ」に挑戦する日本的なエコハウス。
飽きのこないデザインを目指す建築に呼応し、庭もシンプルでありながら上質な空気を感じられるような修景を心がけました。
水辺の爽やかな空気を感じられるような割栗石敷きの広がりを庭空間の基調とし、遠景、アプローチ、リビング、和室、浴室、変って行くシークエンスに添い、各々の居室の楽しみと物語を増やす石と草木による庭作りを考えています。
東京都東村山市
住宅(モデルハウス) | 庭デザイン・植栽及び石工事
筑波石、相木石、佐久鉄平石、御影石、いわき桜御影栗石、 草木、 他
2015
練馬区郊外にある専用住宅。
低層の建物が密集してる路地の中、ぽっかり空地がある敷地。 山下達朗くん(プランプランhttp://www.planplan.jp/)設計の建築物件名が「ヒミツのはなぞの」。
二つの建物に挟まれた空間は、日照条件は良好で、明るくも静かさのあるプライベートな庭です。芝の庭をというお施主さんの希望に添い、楚々とした枝葉で成長もゆっくりなアオダモの株立ちの姿の良いものをシンボルツリーとし、相木石の靴脱ぎ石と石臼型の御影の水鉢、限定した庭の要素を吟味して選んで輝きとやすらぎのある庭作りを目指しました。
東京都練馬区
個人住宅 | 庭デザイン・植栽及び石工事
相木石、御影石、筑波ゴロタ、 砂利、 草木、 他
2014