kobayashi kenji atelier
アスチルベ
2003.06.01 アスチルベ

好日の庭の環境については以前に書いた。この日照条件の悪い庭を彩ってくれる草花としてアスチルベは実に優れ物。冬は姿を消してしまうが、初夏の花はもちろん、春から秋まで葉も楽しめる。病虫害も少ない。花色、草丈、多種あり、花の時期も少し異なるので数種植えると長い期間楽しむことができる。地植えすれば成長も早く株分けで簡単に増やせる。ここには小型の白とピンクがあり、今は白が清楚な花をたくさん咲かせている。と、いいことをあげるときりがないアスチルベだが、今年花が増えて気がついた。この花は虫を集める。蟻が上っていくのでアブラムシでもついたかと見ていると、花の蜜を吸っている。小さな蠅や名も知らぬ虫が集まっている。蚊も・・・・・遠くから見てもそれとわかるほど蚊が飛んでいる。私が引っ越してきた頃から蚊は多かったので、おそらく近くに発生源があるのだとは思うが、私が蚊の居場所を増やしているのは間違いない。古アパートで網戸のない窓があるような建物なので、蚊は困る。隣りも二階も困っていることも容易く想像できる。誰かのせいで蚊が増えたと苦情がでると困るので、試しに今年はこのアスチルベの白花を全部切って活けてみた。部屋の中に入れると以外なほど香りが広がる。これなら虫も集まるわけだと納得していると、花と一緒に中に入ってきた蚊が私に寄らずにアスチルベの蜜を吸い始めた。切って正解、成功なのだが、「好日の庭」の初夏を彩るはずのアスチルベの花、この品種が特殊なのか、ここの場所が特殊なのか、真相究明が急務となった。