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2005.11.17 トウネズミモチ
ネズミモチだったら良かったんだけど、、、トウネズミモチだろう。
太い枝を横に這わすピラカンサが鳥達の恰好の止まり木となり、他所で食ってきた種を糞と一緒に落としていく。近くにサルスベリが芽生え、サンショウがたまに顔をだしては抜かれ、コムラサキシキブが大量発生しているのもこの辺りである。
常緑が少ない好日の庭では有り難い落とし物でもあるが、どうもトウネズミモチの印象が良くない。陰地に耐え、丈夫で成長が早く安いので、植え潰しの材料として工場や集合住宅の大規模早期緑化に需要は多い。
私のまちから全国区に話題を振りまいた高さ20メートルを越えるマンションの敷地。以前のオフィスビルであった時の話しだが、斜面をツツジの大刈り込みで彩った大通り側ファサードに対し、南側の道沿いにはバッファーの常緑高木がうっそうと茂っていて、私の記憶が正しければ半分はトウネズミモチだった。目に余るハマキムシやらの被害で潤いのかけらも無く、何か落ちてきやしないかとヒヤヒヤしながら通っていたものだ。マンションが建ち、それはとても爽やかに素っ気無い植込みに変り、清々しい駐車場の広がりの先にその住棟は立っている。
どちらが良かったかといえば、どちらも良くないのであるが、とにもかくにもトウネズミモチの印象は良くない。
ネズミモチだったら良かったんだけど。
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