kobayashi kenji atelier
     
ニワナナカマド

2006.03.09 ニワナナカマド

自宅の玄関をでると、斜向かいのお庭のジンチョウゲの香りがとびこんでくる。急な春を告げる香りが血管のすみずみままで届いていくような充実した心地良さは20代の頃には経験したことのない感覚だ。学校に向かうパッパラパーの次男の後ろ姿を見てから、年を重ねてしまっている自分に気がつきながらアトリエに向かういやな朝だ。

いや、清々しい朝。

数日前からいっせいに春が動き始めている。うすい緑に色づきはじめる木々の新緑に比べて、赤から始まるニワナナカマドの3月は然程に好きではなかった。しかし、好きな植物の風景というのは確実に年毎に増えていく。
去年よりずっときれいになった。