kobayashi kenji atelier
ショウリョウバッタ

2004.07.28 ショウリョウバッタ

別名「キチキチバッタ」。キチキチと音を出して飛ぶのはオスで、このでかいメスはバタバタと、飛んでいるところを捕まえられそうな速度で飛んでいく。見事な保護色だが、大型の哺乳類が近づくと驚いてすぐ飛ぶのですぐばれる。
実家の近くに住んでいた一学年下の「キチロウ」君のことを思いだしている。カブトやクワガタのいる林は子供だけで行くには遠かったので、家の裏の原っぱで追っかけたチョウやバッタやカエルやトカゲの記憶が強く残っているようだ。アゲハの幼虫の匂いとか、ミツバチに刺されてかけたオシッコのあたたかさとか、、、キチロウの顔が思い出せない。
どうもバッタは子供の頃の郷愁を誘う。
ニッポンの夏。今年もメヒシバが抜けない、、、