小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

シェフレラ・コンパクタ・キング
2017年08月10日


鉢で長年育てているシェフレラ・コンパクタ・キング。成長はゆっくりで、コンパクトにまとまるタイプですが、あちこちに伸びる枝を持て余し気味になってきたので、はじめての剪定をしました。切った枝葉が勿体なかったので、挿し木をしておいたら、赤子のような新芽が出てきました。
子育てをはじめたあの頃が懐かしい。そんな可愛さ。
子育てが終わったら、挿し木がいいかもしれません。

梅雨明け
2017年07月19日


梅雨、明けてたんでしょうけど、明けたようです。
不順な天候が気になりますが、昨日の豪雨に洗われて庭がキレイです。
ギボウシは、いつもの場所に例年通り元気に花を咲かせています。
   
一昨日に東村山:相羽建設さんの「つむじ」で、「庭のある暮らし」と題してトークイベントをさせて頂きました。
ここ数年に手掛けた造園プロジェクトの事例の紹介と、10数年育ててきたアトリエの庭「好日の庭」の話し。数百枚の写真にそれぞれの季節を思い出しつつ、庭を作る楽しみと、庭で暮す楽しみをたどるような作業を通して、新たに気がつく事もあり、いい機会でした。
季節も変り、次のプロジェクトに向けて心機一転、活発な夏にしたいと思います。

北の庭
2017年07月03日


梅雨の合間を縫いながら、鬱蒼とし始めている庭の整理をしています。
アトリエの北の玄関側、低いブロック塀を覆って行き場の無くなっていたフィカスプミラ、二重三重に覆いかぶさってるのを切り戻して思いきった整理をしたら、ブロック塀の笠木に載せていたウエスタンレッドシーダーが数年ぶりに姿を現しました。耐久性は高いです。
塀の前、素焼き鉢という事だけ統一して無造作に並べている植木鉢。実生で庭に出て来たのを鉢に移したり、挿し木で育て中のものや、何の変哲もない植物ばかりですが、枝葉の緑が光を私に見せてくれます。夕方数時間届く陽光を、ここに並べた植物たちが集めて、この北側の通りを暗い日陰ではない明るい記憶と印象を通りすがる人たちに与えていれば、私の楽しみという目的以上の庭作りの甲斐があります。

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