小林賢二のしごと

好日の庭(アトリエの庭)

オオブタクサ
2022年09月10日


夏の初めから現れた(気がついた)見知らぬ野草でした。
伸びがよく、すぐに1mを超え2mに達し、3mに届きそうになるまで放っておいたのは、どんな花をつけるか興味があったので。
どうやらこれで開花のようで、久々に野草の本を取り出して調べたところ。
オオブタクサ。
庭で間近に観察するのがはじめてだったようです。
   
北アメリカ原産で戦後日本に入った帰化植物、大陸育ちのでかい草です。
増えても困るので、写真に残してから伐採したところ、花粉が鼻の粘膜にやってきます。。
調べてよかった。


オオブタクサが生え出たところに、何か木を植えてもいいかも。
と、気づかせてくれた夏の終わり。

サボテンは、サボテン
2022年08月22日


それぞれに名前がついてましたが、覚えられません。。
サボテンはどれも「サボテン」という名が一番しっくりきます。
   
サボテンや多肉植物は小さい器に入れておくと成長もゆっくりのようで、
植物に似合いそうな自作の器と組み合わせて楽しんでいます。
それは、構想した庭に相応しい植物を探す作業と同じで、お気に入りの木を活かすように周囲をデザインする作業に似ています。






器がスレンダーだと、サボテンもスレンダーに育つみたい。


暑さと蚊で、真夏は庭への意識が薄れるのが私の習性。
そろそろ夏も終わりでしょうか。

ユーカリポポラス
2022年08月16日


近年、住宅の庭づくりでお客さんからリクエストが多い植物のひとつです。
成長速度が速いのと、大きくなりすぎるのとで、地植えは勧めないと言ってコンテナ入りのものを納めたりしてますが、
自分で育てたことがなかったので経験のために庭に苗木を地植えしたのが2年前。
株立ちだったので自立できずに倒れかけた株を減らしたり、若干の手入れはしながら、3mほどに育ってきました。

オーストラリア原産の異国情緒たっぷりの姿で、在来の植物とは不釣り合いなこと甚だしいですが、
庭にある光のアートと思ってみると、その独創性に羨望もします。



もうしばらく伸ばしてみて、高さを抑えるために芯を止めて、その後の様子の変化と手入れの必要な頻度を観察、考察する予定でしたが、
不釣り合いな庭の景色の中、これを主役にするか無くすかどちらか一択しかないような異質な存在感で、どうしようか思案の夏です。
   
▼2020.09.28

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