小林賢二のしごと

News

ONE WITH NATURE
2019年12月12日


   
今年の春にアートワーク制作設置をさせて頂いた「国立台湾大学医学院付属がんセンター病院」がオープンし、ONE WITH NATURE「本自然」というコンセプトで計画されたパブリックアートブックが届きました。
台湾、日本(竹田康宏さんと小林)、オーストラリアの4作家の作品を、各々12ページに渡って丁寧に紹介されています。
施設内4ヶ所にアーティストが創意工夫したアートシーンが、病院で過ごす人々の目と心を休ませる時間と空間を生み出していれば、何より嬉しいです。
   
National Taiwan University Cancer Center Public Art Project
Art Direction : TOWN ART Co., Ltd.
   

城山公園
2019年12月01日


   
国立の谷保に暮らして28年目。
アトリエは大学通りを渡った「東」の住所で2ヶ所を移り、この夏の引越でアトリエも「谷保」の住所になりました。国立市は南武線或いは甲州街道を境にした北と南で大きく環境が変わります。
谷保村のある南は3つのハケ(国分寺崖線、立川崖線、青柳崖線)があり、雑木林と水路に沿った農地も広がる牧歌的な風景。その中を20分ほど歩いての通勤になりました。
途中にある城山公園(自然観察園)は、ランドスケープデザインの師匠・鄭雄男氏(苑環境計画)35年前の設計。
私が最初に訪れたのは28年前。時の流れの中で息づいて育っている風景が、この仕事の価値を改めて教えてくれるようです。
   




   
引越して良かったなあと思わせてくれるのどかな通勤路です。
   

   
◼︎Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。

https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

「つぶ庵」二度目の秋
2019年11月30日


   
昨日は小泉誠さん設計の茶室「つぶ庵」、二年目の秋の様子を見てきました。
元々あった枝垂れモミジを中心に、庭の再構成を図った露地。つぶ庵亭主土田さんの手入れが行き届いて、自然味のある中に私が施した小細工も生き生きと、見所たくさんの秋の庭でした。
   




   
お茶を頂きに上がると、
花のない庭で最後の一輪だったらしい、ホトトギスの蕾がもてなしてくれました。
   


   
◼︎Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。

https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

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