小林賢二のしごと

つむじ

3月の手入れ
2024年03月14日


今週は春の陽気
   
お休みの「つむじ」に足が向いて、4月になったらやろうと思っていた常緑低木の剪定を例年より早めに施すことに。
秋の終わりに剪定してあった落葉樹も、芽吹きの前に気になる枝を整理してきました。
   
▼マホニアコンヒューサ:before

▼フイリアオキ:before

▼マルバノキ:after

シロモジとトサミズキが黄花をつけ始めて、

春のあたたかい光が大地に草木に降り注いでいました。

本格的な春に向かって、庭のデザインと工事で忙しく動いていますが、
久々に一日一人で庭と向き合って、ちょっとリフレッシュできたかもしれません。
仕事で癒やされてしまうのが、なんといっても庭仕事好きのいいところです。

立春の木立
2024年02月11日


今日は立春の中頃、
二十四節気のはじまりで、春の兆しが見えはじめる季節。
   
打合せで出かけたつむじの庭も、落葉樹の新芽がほのかに色づいて、明るさの感じられる木立の風景でした。

シンボリックな一本立の桜(サトザクラ:関山)から、奥に進むと株立の雑木を中心に自然味の感じられる風景に変遷していきます。

限られた本数の木でも、株立が多いと林のような風情に。

山取りのアオダモの木の株元からクロモジが芽生えて共生していたり。

つむじにない花木の一つが梅。
アトリエ近くの谷保天満宮の梅林が見頃を迎えそうです。
自分の庭にない木は他所で楽しむのが、庭と街を愛する秘訣。

アトリエに戻ると、ふきのとうが食べ頃を迎えていました。
いつも気が付かず逃してしまうことが多いのですが、ややのんびりとした日曜のつむじ帰りで良かった。

つむじの常緑
2024年01月17日

冬になると俄然存在感アップの、入口のハマヒサカキとヤツデ
   
寒風強いつむじで、元気ハツラツな常緑樹ばかり撮ってきました。
   
鈴なりの実をつけるキンカンは、
葉張り2.5mぐらいに成長して隣地とのバッファー機能アップ。

同じくアップの、カラタネオガタマノキ-ポートワイン
白花の原種よりポートワインの方が葉が密につき、垣根としての機能は高いかもしれません。

植栽直後に車に轢かれて枝が折れ、、こんな所に植えるなよ的だったマメツゲでしたが、轢かれる前ぐらいの姿に復活してきました。

錆御影石のベンチにフィリフェラオーレア

数十センチの苗木を植えて8年で高さ4mを超えたきました、1本立のシャリンバイ

思えば、どのぐらい大きく育つのか知らずに植えた、、常緑モクレンでした。
この先が、私には未知の領域です。

マホニアコンヒューサは、適度な手入れのおかげでキレイです。

大きくしすぎた感じのフイリアオキは、春に剪定しようと思います。

チャドクガに気を揉むカンツバキも、輝いてくれていました。

落葉樹の多い「つむじ」ですが、
程よい量の常緑樹が、冬の庭に潤いを与えてくれています。

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