小林賢二のしごと

ニリンソウ
2026年04月20日


徒歩の際に選ぶ通勤路、アトリエ近くの雑木林にニリンソウの群生地があります。
   
春に芽を出し、木々が茂って林床が暗くなる夏前には休眠する典型的な春植物。
一本の茎から2輪づつ花を咲かせるのでニリンソウ(二輪草)。1輪や3輪のもありますが、2輪寄り添って咲く姿がこの花らしくて微笑ましいです。

若葉は山菜として食用にもなり、よく似たトリカブトを誤食した事故のニュースがこの春もありました。
似ているだけでなく混成している場合も多く、花を見て若葉を採らないと間違いやすいとのこと。

カタクリなんかと同様、庭には欲しがらない方がいいと思う野草の一つですが、近くで楽しめるのが有り難いです。カタクリは先月、白金台の国立科学博物館附属自然教育園で見かけました。
   
どちらも昔の武蔵野の雑木林の生き残り。人に荒らされないように管理されて保たれている緑地ですが、武蔵野の自然はそもそも人工林。こんなところを作ろうと思えば作れる、増やそうと思えば増やせる、そういうベクトルに動くことを祈りたい、いつまでも残してほしい大切な場所です。
   
▼3月19日、自然教育園で

ヤマルリソウ


ユキワリイチゲ


ヒロハノアマナ


カタクリ(ピント外れ、、)

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