kobayashi kenji atelier
クレマチス
2003.06.03 クレマチス デュランディー

今年の2月、自宅の引っ越しをした。11年前に苗木を植え成長していたクレマチスが2株あり、クレマチスの成木の移植は難しいと聞くので、さてどうしたものか、置いていこうかなとも思ったが借家の次の住人が植物好きとは限らないので、一か八か大きめに掘って移植した。
赤花(萼片)のニオベとこのデュランディー。
ニオベは移植後も花を咲かせているが、すこし株が弱まっている様子、以前の家では大家さんが、この渋めの赤花を気に入ってくれていたので良き店子の演出も兼ねて、綺麗に咲かせるために毎年花後の剪定、枝の誘引に精を出していた。一方のデュランディーは、自力でつるを絡めないというクレマチスの風上にも置けないような性質を有しており(購入したときは知らなかった)、扱いに困ってビンカミノールのグランドカバーの上に這わせてほったらかしていた。そのデュランディーを掘り取るとき2株に別れていた、株元から新しい芽がでて成長したものか、茎が土につき発根したのか理由は不明だが、おかげで好日の庭にもクレマチスが増えました。