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2005.09.23 ヒガンバナ
早春の雪柳に始まり、 小手毬、下野、売子、沙羅、そして耳菜草、玉簾らの草花が次々に清楚な白花を咲かせ、その花弁は水盤に注がれる。
夏も終わり、 風にそよぐラブグラスの間から、曼珠沙華の鮮烈な赤色が顔を出し、 一刻の悦びに酔う。
(「神湯とふれあいの里 -神々の十二の愛の物語- 」より)
八年前、大地を彫刻した「木花開屋姫命」という作品に添えた一文。
暑さ寒さも彼岸までとは良く言ったもので、残暑もやわらいだ今日は彼岸の中日。お彼岸の頃に咲くからついた名だけに彼岸に見事に満開に咲いている。当たり前といえば当たり前だが、この当たり前に毎年同じ営みを続けてくれる自然への信頼と安心感から私たちの活動も成り立っている。
人間の営みが天候に影響を与えている。忘れた頃にやってくる天災はともかく、覚えもない自然界の変化に震え、自然への信頼をもてず不安に怯えながら生きていく人間の精神の行く末をとても想像できない。
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