kobayashi kenji atelier
シジミチョウ

2004.09.09 シジミチョウ

アゲハチョウを撮ろうと思っていたが、あきらめてヤマトシジミになりました。逃げ足が違いすぎる。アゲハはちょっと扉を開けるだけで逃げていってしまうが、ヤマトシジミはたくさんいるし逃げてもすぐ戻ってくる。(ヤマトシジミの幼虫の食草はカタバミということなので、たくさんいるわけである。)追い回されてきた祖先たちの恐怖心をつなぐDNAの違いを感じずにはおれないが、小さい頃昆虫を追い回して捕獲した固体の大きさによる満足感・達成感の違いに思いを馳せる。
トノサマバッタやキチキチバッタに比べるとオンブバッタはそうでもないし、アゲハに比べてシジミチョウはうれしくもなく、追いかけもしなかったかもしれない。自慢したいからなのだが、ひとりで追っかけていてもその喜びの差はとても大きかった。飢えと戦いながら狩猟していた祖先たちの、獲物の大きさによる達成感の違いの記憶が組み込まれているのかもしれないが、昆虫との関係は人間の身体のサイズ、特に手のひらの大きさと獲物の大きさとの相対的な関係によるところが大きいのだろうと思う。子供の手のひらにあまるような程好いでかさ。50cmもあるトノサマバッタは気味悪いし。