|
2005.06.18 ギンバイカ
二階建て木造アパートをとりまく好日の庭の環境は大きく分けて四種類ある。夏の数ヶ月、一日数時間しか日が当らない北側玄関前の日陰地。八ヶ月間ほどは充分な日照があるが、冬の間は建物に遮られてほとんど直射がとどかない北側境界ブロック壁添いのボーダー。午後一時頃から西隣の住宅の日陰になる西陽が嫌いな植物にはもってこいの設計室南側の半日陰地。年間を通して日照条件が最もよい工作室南側の窓辺。
日常的には玄関側の植物しかメンテナンスをしないので、好日の庭は日陰が好きな植物のオンパレードになっており、日当が大好きな植物は工作室南側の窓辺にもっていくしかない。ここが水をやるのにすこし面倒なところにあり、必然的に乾燥に強い植物だけが生き残っている。
このギンバイカは窓のすぐ近く、余程の大雨がないと土はいつも乾いているようなところに植えてあるがとても元気に花をつけている。地中海沿岸地方原産。愛の女神にささげる神聖な花として結婚式の飾りに使われるとのこと。「なんか地中海っぽい」って地中海を知らなくても思えてくる。暖地性の植物なので耐寒性はあまりないはずだが、ここはたまたま好条件がそろっているのか、東京都多摩温暖化を心配するべきか、ちょっと気になる満開のギンバイカではある。
|