一昨年秋に造園しました、関本竜太さん設計の上尾の家
一部の木の植替えと簡単な手入れで久々に訪ねました。
クリーピングタイムは花が終わった後でしたが、モリモリとした緑が建築の足元をぼかして、やわらかくしています。
切り戻しの手入れも適宜施してもらっているおかげで揃った緑色がキレイでした。
建築に囲われた中庭も、どの木も環境に合ったようで予想以上の成長ぶりでした。
梅雨前のかるい手入れができて、いいタイミングの訪問になったかもしれません。
アオダモ、ジューンベリー、クロモジ、シャクナゲ、アセビ、ナンテンといったラインナップで、クロモジとアセビの元気の良さが目を惹きました。
ジューンベリーが今春花をつけてない様子で、これは日照不足か夏の乾燥が原因だったかもしれません。
葉色は元気そのもので、これから秋の紅葉まで楽しめると思います。
全てが思い通りにいかないのが、生き物を使う庭の難しさでも面白さでもあり、
いい所を見つけて楽しむのが、庭を悦ぶ秘訣だと、常々思うのです。
昨年9月に造園した上尾の家
新緑の様子を建築設計の関本竜太さんが送ってくれました。
端整なファサードにアクセントを加えた前庭と、気持ちよくくつろげるプライベートな中庭。
玄関から中庭の光を垣間見れて誘われるあたりが、関本さんらしいおもてなしです。
昨日が二学期最初の造園工事、関本竜太さん設計の上尾の家でした。
猛暑酷暑も過ぎて、秋の造園シーズン到来です。
玄関前のコーナーに入れたヤマボウシの収まりも申し分なく、
幸先のいい二学期のスタートになりました。
街に開いた南の玄関側と、室内の各所から見れるプライベートな中庭、
各々の環境に合った植栽を施し、趣の違う2つの庭を楽しめます。