相羽建設と小泉誠さんと協働した、箱根ヶ崎駅西公有地を活用して新しい駅前交流拠点をつくるプロジェクト「OHAKO」
造園から二月ほど経った昨日、生き生きと夏祭りが開催されました。
やぐらを組んでの盆踊りと、小泉さんデザインの舎庫に付随するウッドデッキをステージに、和太鼓や吹奏楽の演奏も。
広場の中に作った些細な緑地ですが、確かに拠り所となり居場所を生み出しています。
7月初旬の、できれば避けたい夏の植栽工事でしたが、水やり管理をしっかりして頂いてるおかげで猛暑を乗り越えて、この秋には紅葉黄葉も楽しめそうな様子です。
頭が下がる思いです。
「夏の終わりの白い花」で検索してみたら、6年前に書いた自分の記事が出てきました
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小林賢二の庭百景「夏の終わりの白い花」2018/09/11
私に夏の終わりを告げる花は、今も変わらずタマスダレとニラの花。
この庭では8月の中旬ぐらいからユリの白花に続いて咲きそろって、
花も終わりにさしかかると、シュウカイドウやシュウメイギクやホトトギスとらにバトンタッチして秋を迎えるのが例年でしょうか、
しつこい暑さが続き夏が終わらない今年です。。
シュウカイドウ
シュウメイギク
5年前に谷保のハケの近くのアトリエに引っ越してから、
今の季節の風物詩に賑やかに加わったのが、トンボ(ミヤマアカネ)たちです。
昨日、庭の手入れに出向いた「つむじ」
酷暑も乗り越えて、蒼蒼と元気ハツラツに木々が茂っています。
造園から9年目になる庭、
淘汰もありながら根付いて育つ木々のたくましさを感じますが、この気候変動がずっと続くとどうなるんだろ〜と、途方に暮れる時が来ないか、、心配になる暑さではあります。
▼2015年3月
▼2015年5月
年々広がる緑陰の深さに、確かな歳月が感じられます。
こんなに建物が見えないモデルハウスでいいのだろうか、
と、ひと事のような感想は浮かびますが、
地域の環境に貢献する緑の風景に育ってきた手応えは満載です。