小林賢二のしごと

住宅の庭

稲城の家・夏
2023年09月02日


今日は、今秋造園工事の井の頭の住宅現場打合せの後、
今春に造園しました稲城の家をお訪ねしました。
   
春の花の季節〜リビングの大きなガラス面の向こうに広がる移り変わる景色を楽しんで頂けてるようでした。
猛烈な夏の暑さで葉焼けをしている落葉樹がいくつかありましたが、どれも新芽は生きている様子で、猛暑は今日まで!と願いつつ、来春しっかり復活して根付いてくれることを期待です。

築山の日当たりの乾燥しそうなところに入れたセダム(モリムラマンネングサ)も概ね期待通りに広がってきました。

夕方には、庵治石の水鉢のまわりに毎日のように小鳥たち(エナガやシジュウカラ)がやってくるそうで、住まい手さん撮影の小鳥が集まる涼しげな動画を見せていただきました。
人も他の生き物たちも楽しんで頂けている様子、庭冥利につきます。
   
▼リビングの特等席から

細長い庭
2023年08月12日


相羽建設発行のainoha今月号に紹介されてます、小平の家。
   
建築竣工後10数年経ってる庭のリフォームでした。
広々とあるウッドデッキはそのまま生かし、残された細長いスペースに、縦に細長く伸びて欲しいヒメシャラと2本のアオダモを中心に植栽し、なおかつ狭く細長い小径を歩いて回遊してもらえるように設えています。

庭へ通じる搬入路も狭く、人力で運ぶのを前提にヒョロッとした木ばかり選んだのを思い出します。
既存の大きなオオムラサキツツジが、当面の風景を支えてくれるでしょう。


伊勢御影石の水鉢も、これまでで最小最軽量。
しかしながら、この小ささが庭の狭さを感じさせない広がりを生みだしています。

住まい手さんのご希望だったピンクのハナミズキが咲く春に撮影(相羽建設広報部)の写真をいただきました。
   
▼造園工事は去年の3月 無事に成長を始めているようで何よりです。

鎌倉市*Oさんの家
2023年08月11日


昨年の12月に造園しました、飯塚豊さん(i+i設計事務所)設計の北鎌倉*Oさんの家
   
Oさん撮影の最近の様子をいただきました。
植栽から半年あまりですが、何より一年目の夏の猛烈な熱さの中、しっかり水やり管理して頂いてることに頭が下がります。
ありがとうございます!
   
当方で造園させていただきました皆々さま、ありがとうございます!!
植物のみなさんも、ありがとうございます!!
秋よ来い。

すこしまるみを帯びたアニマルチックな景石が、この庭のポイントのひとつ。

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