
相羽建設と協働していた国立の庭のリノベーション、今週に私どもの造園二期工事を進めて無事に仕上がりました。
ウッドデッキだったところを低いテラスに変えたいというご要望から、白御影石のテラスをご提案して作り替え。
加工したてで初々しい表情ですが、経年変化して落ち着いていくことでしょう。
そこから降りると、庵治石と御影石の古材で既存の花木のまわりを回遊するようにデザインしています。

沓脱石だった大谷石が2石、降りた庭の焦点に座れるように据え直しました。
そして、回遊する小径の足元の草木をアレンジしています。



既存のハナミズキやジューンベリーを残しながら、相羽建設の丁寧な木工事と元々の造園計画とのコラボレーション。
外観への私どもの寄与は5%ぐらいですが、繁り過ぎていたプリペットシルバーの替わりに背丈以上に育っていたアセビを2本、よりしっくりくる景色になったと思います。


飯塚豊さん(i+i設計事務所)設計の世田谷区代沢の家
造園工事最終日の昨日、朝の光がとてもキレイでした。
庭は光の生まれる場所。
春先の不安定な気候の時期ですが工期ほぼほぼ好天に恵まれて、木を植えて石を据えて次々に増えていく新しい光に、大きな充実感を感じながらの作業でした。
庭をつくる面白味を改めて感じている春です。


主庭は玄関のある南、駐車場を含む4×20mほどの伸びやかなスペースに、建築と調和しご家族を迎え入れ街並みにも向けた景色と、建築と連接し暮らしに楽しみを増やす様々な心地いい場所と景色を生み出そうとしています。


東隣に建築予定のもう一件のご家族の家へのつながりも意識した造園計画でもありました。

古枕木を敷いた2×2mほどのテラスは子供用プールを置くのが大きな目的。
将来は枕木を組み替えて菜園に作り直したり、フレキスブルに可変性のあるエリアとしてご提案しました。
土の余白にはディコンドラの種まき。お子さんが動き回れるエリアです。

もう一つ、庭へのご要望をお聞きしながら「香の庭」というコンセプトを思いつきご提案し共有しての庭づくりでした。
早春のウメ、ロウバイからスイセン、ジンチョウゲ、モクレン、カラタネオガタマ、レモン、クチナシ、キンカン、ヒイラギ、と香の花を咲かす花木をふんだんに入れて、周年葉に香をもつコニファーやハーブも加えた植栽計画の一味になっています。


アトリエから自転車で3分。
相羽建設設計施工で20年ほど経つ庭のリノベーションが進んでいます。
相羽建設ならではの丁寧なウッドフェンス工事に引き続いて、
数本の植木を持ち込んで、沓脱石だった大谷石を庭のポイントに座れるように据えて、野面石を敷き並べたりのいつもの職人さんたちとの連携プレーで造園一期工事。

ウッドフェンスでの目隠しに加え、やや離れた戸建とアパートの2階窓からの目線を緩和するための常緑樹。
当初植えられていた常緑ヤマボウシが枯れて、代わりに入れられたシルバープリペットが繁過ぎてお好みでなくなってきたようで、植替えのご要望でした。
比べておっとりとしたアセビを2本。
なかなか得難い、高さもあってピッタリの形状寸法の2本に出会えて、
西に向いたシチュエーションですが、ウッドフェンスが陽射しを緩和してくれるのでこれを採用しました。

庭の手入れが楽になるように、土の面を減らしたいというご希望もあり、
昨年から確保しておいた庵治石に相木石を加えた石敷きで、景色と小さな回遊動線をつくっています。
どちらも手に入りづらい石種ですが、媚びすぎない味わいがいいなと改めて思いながら石を並べていました。

ウッドデッキを解体して石敷きのテラスへのリノベを来月に行います。

玄関側もプチリノベーション。

けっこう久々の石の加工発注というミッションに妙な緊張感もありながら、仕上げは既存のハナミズキが咲く頃でしょうか、楽しみです!
