田中敏溥さん、小泉誠さんと協働した小林建設の高崎の拠点「ギャラリーhinosumika」
毎春恒例の庭づくり四方山話しのセミナーも昨日が8回目。
今回も午前と午後の2部にたくさんの方にお越しいただきました。
昨年は雨の庭でしたが、今年は快晴の庭の様子を確認できました。
陽だまりの芝生広場と、それを囲うようにデザインした石の構成が見所の庭の中で、
一角に設えた石窯もある枕木敷のテラスが、ここの風景にぬくもりを加えています。
そして、スタッフの方の手入れが素晴らしく、いつ来ても美しい芝生広場が迎えてくれます。
小泉誠さんデザインの舎庫の前では、増殖したシランの花が見頃で、野趣のある枝ぶりに育ってくれているダンコウバイが、なんともいい感じでした。
昨日は高崎、小林建設の展示場「hinosumikaギャラリー」
造園から7年目、雨でしっとりと濡れた深い緑が相応の年季を感じさせます。
小林建設さんが掲げる「陽の栖」というコンセプトを体現するような陽だまりの芝生広場を中心にした庭です。
周りの草木は経年して変遷もしていますが、この芝生の手入れが素晴らしいおかげで、清々しく庭の良い印象は保たれ、かつ成長しています。
造園後、毎年開催している庭づくりのセミナーも昨日が7回目でした。
庭をつくることだけでない役割をいただけてうれしいです。
あいにくの雨でしたが、午前と午後の2部にたくさんの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。
昨日は高崎でした。
2017年に造園した小林建設の「ギャラリーhinosumika」、年に一回、庭づくりの話をする機会を頂いて、昨日が早いもので6回目。
午前と午後の2回、30人ぐらいの方が集まってくれました。
順調に育ってくれている植物と、暑さに苦戦している植物と見受けられましたが、順調に根付いて6年目の木々の旺盛さが総体的に良い雰囲気を作っています。
田中敏溥さん設計の母屋と駐車小屋と、小泉誠さん設計の舎庫などが大らかな芝生広場の周りに配されて、趣向を凝らした様々な小径のデザインをそれらをつなぎ回遊するように巡らしています。
舎庫に向かう、枕木敷きの小径
だいぶ緑に埋もれてきました
芝生広場からは木曽石の小さなステップで上がります
白御影の切石が作る園路に加えて入れた相木石の飛石
景色をつくるとともに、草木の手入れの際の足の置き場にもなるように
和室からの眺め
ジューンベリーに陽射しを和らげてもらって、クロモジとヤマモミジを寄せ植えしています