小林賢二のしごと

上田市

果実の庭
2026年06月22日


この季節の紅一点、ザクロの花。 ▲上田城址公園で
   
先週末は、高崎の現場をはさんで上田アネックスオフィスに滞在。
果物の名産地でもある上田市です。庭も見上げればザクロの花盛りでした。

蕾の時から果実のような存在感。

1ヶ月以上留守にした庭で、見下ろせばアンズの実が散乱していました。平屋の屋根に落ちる音で起こされるぐらいの勢いで落ちてきます。

傷んでないのを選んで拾って、

▼パンは柳町のルヴァンさんで。最近のテレビ番組でも紹介されてました。

色づきはじめたビワの実も。
これはまだ食べてみたことがないのですが、次回の滞在の楽しみになるかどうか。
上田を拠点にした造園仕事を増やしたいと目論んでます。

果実の移り変わるのを待つ時間は、花や葉の色づきの移り変わりとも一味違って、庭の楽しみが末広がりますね。

信州で見かけた地味な花
2026年05月10日


先週、信州滞在で見かけた地味な花三つ
   
●クルマバソウ
志賀高原、標高2000mを超えるとまだまだ冬景色でしたが、中腹あたりは新緑まぶしく感極まる美しさ。
ふだんゴールデンウィークの頃に出かけることがなく、未体験の春色の光景を堪能しました。
新緑の林の入口で群生していたのがこれ。はじめて見る花です。
調べて、クルマバソウかクルマムグラか、おそらく前者で間違いないと思います。

かけ足の志賀高原通過でしたが、心洗われるひと時でした。

もう少し上の方のシラカバやカラマツの自然林
これから春本番がやってきます。

●マルメロ
温泉街の人気の少ない路地で出会いました。
信州の一部ではカリンと呼んでいる地域もある、よく似た実をつける木ですが別属の別種とのこと。

侘びる花ではないと思いますが,うらびれた路地で全く着飾ることなく立っている様子、咲いている様子にとても惹かれました。
時代遅れの男のような佇まい?
めずらしく同行の友人と家人にも見せたくて呼び寄せたほど。


花が咲いてなければ何の木かわからなかったであろう素朴な木姿も、ふだんの自分の仕事をかえりみて、思うところあるいい出会いでした。

●ニシキギ
こちらは地元上田のアネックスオフィスのアプローチ
ニシキギは東京辺りでは紅葉の色が冴えないせいか、そんなには見かけない、私の造園でも出番のない木ですが、
信州では紅葉の美しさを楽しめるので、ドウダンツツジと並びあちこちで見かけられます。

実と紅葉と比べて、あまり鑑賞目的にされていない今の季節の花が実はとても可愛く、
これを窓辺に生けて楽しむ感覚、身内の仕業とはいえ素晴らしく、癒されます。

切って生けて楽しむのも、写真に撮って楽しむのも、とてもいい花の楽しみ方とよく思うようになってきました。

マンサクの花
2026年03月02日


久しぶりに見た気がします、早春に「まず咲く」マンサクの花
   
昨日の上田城址公園

造園プランに書いた記憶はだいぶ昔に遡りますが、日頃出番の多いマルバノキはマンサク科。
秋に紅葉に隠れて咲く赤い花の姿がちょっと似ています。

違うのは、豊年満作にも由来するともいわれるたくさんの花をつけるマンサクに比べて、マルバノキの開花は気が付かないほど目立たないこと。
ただ、木姿と関東あたりでの紅葉の味わいはマルバノキが勝ると思っての出番増になっています。
   
マンサクの黄色い花は、豊作を祈って踊る姿に似ているという話も。
   
近づいて見れば、そう見えなくもありません。
昨日の様子は、押し合いへし合い踊っているように?咲きあふれていました。

地元上田に帰省の際の散歩コース、上田城址公園
黄一点のマンサク以外は、まだまだ冬の様相でした。

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