先週は久々に、どっぷりと長めの上田逗留
今年前半は軽井沢の造園現場もあり、上田を拠点に動く機会も発生してきました。
更に地元周辺の仕事の機会を探ろうと、根城の整備をゆるりとはじめています。
旧知の皆さんと会いながら、上田の味を堪能した1週間。
先ずは夏の恒例になってきた千曲川の“つけば小屋”で鮎づくしからスタート!
川沿いで、目と耳と舌で楽しみます。
そして蕎麦、
上田の蕎麦は盛りの多さが特筆です。
実家から最寄りの“刀屋”は池波正太郎氏も通われた長く人気のお店。
いつも店前は行列で長年素通りを繰り返していましたが、、今回は東京生まれ育ちの身内の希望もあって10数年ぶりにいただきました。
次は、はじめて訪ねた上田城尼が淵近くの“やぐら亭”
太くコシのある刀屋の蕎麦とは違ってさらりと細め。
まだまだ行ったことのない蕎麦屋が数々で、次の目星もつけてきました。
上田のソウルフードの一つが、あんかけ焼きそばです。
“日昌亭”は帰省の昼に行くこと多く、1ヶ月ぶり。
幼少の頃から美味しくいただいてます、上田以外では食べられない味なんです。
最近“美味だれ焼き鳥”と呼ばれているらしい焼き鳥も上田ならでは。
すりおろしにんにくが入った醤油ベースのたれに付けていただきます。
今回は、やはり最寄りで“こはまや”へ、ここは30年ぶりぐらいだったかも。
ひとまず、懐かしい店を中心にまわってきましたが、
知らない飲食店が続出しているのに今更ながら気づいて、行きたい店が絶えません。。
路傍のキクイモの花が盛りの季節でした。
上田高校方面への散歩も恒例です。
次回の上田も楽しみです。
秋は松茸からでしょうか。。
軽井沢で別荘の造園計画がはじまっています。
昨年に伊礼智さん学長の住宅デザイン学校で講師として同日に登壇したご縁から、建築家の高野保光さん(遊空間設計室)に声をかけていただきました。
植栽の風景としては、何もしないで自然の変遷に任せてもいいのでは、
と思わなくもないのですが、建築工事で傷んだ大地の修復をしつつ、暮らしの空間のための屋外の設えをご提案します。
急斜面を降りるアプローチが難しも面白くもありそうなランドスケープの大きな課題。
夏前の施工を目指して現場に通いながら進めていくことになりそうです。
工事の影響を受けてないエリアにはヒトリシズカもあちこちに。
軽井沢では3件目の造園になりますが、この辺りの仕事の際は地元上田を拠点にしています。
下の写真は上田駅へと向かう途中。
幼少の頃、小学校の通学路を外れて歩くと現れた、その時はもう少しツタが薄かったような記憶ですが、ほぼこんな光景でした。
半世紀以上前から。
愛を感じます。
上田城にある真田石
戦国の頃、大手の石垣に巨石を組み込んで、城主の権威を示すために大きさを競ったそう。
真田石は、真田氏の時代か、その後の仙石忠政の時代の城壁か不明ですが、近づいて見ると石の厚みが然程無く、見かけほどの重さでは無さそなのが知将真田らしい、かもしれません。
今年は故郷上田に行く機会が増えそうです。
大昔、バイト先の店に行き来した通りで、
ナンテンとカクレミノとササとで、なんとも爽やかな店先の風景に見惚れました。
さりげない手入れの良さが、上田らしいです。