
昨日の昭和記念公園
“イチョウが悠々と育つ広〜い庭”
若い頃にチラッと想った暮らしてみたい風景のひとつでした。
ふんわか育った自然樹形のイチョウに会うとホッとします。

昭和記念公園は、本流から逸れた道に自然な木々の見どころがたくさんあります。
想い描いたのは、まさにこんなイチョウの木


イチョウを円錐形に刈り込むのはいつの頃からなのか、
こちらメタセコイアは自然樹形が円錐形。

このシーズン特に賑わう全長約300mの「かたらいのイチョウ並木」

四角く刈り込まれたカナールのイチョウ並木
隣接する自衛隊の滑走路の航空制限が8mに規定されていて、 樹高を7mにしてボックス状に整形しているとのこと。

夕暮れに向かって、水鳥の池からイロハモミジの多い日本庭園へ



久々に訪ねた広大な昭和記念公園、2時間ちょっとで10km以上歩いていました。



小田原城址西方の丘陵地中腹にある「古稀庵」
訪ねたのは、近くに現場の用があったのと、せせらぎが敷地内にある軽井沢で計画中の庭づくりの参考になりそうだと思いたったから。

山縣有朋晩年の住処(の庭)で、目白椿山荘、京都無鄰菴とともに、近代日本庭園の傑作ともいわれるそうです。
高低差14.9mある敷地内を上段、中段、下段の庭で構成して、滝組と流れで変化ある自然な景観がつくられています。



冬枯れの季節で、今回の目的が流れの評価だったこともあり、足元ばかり見て歩いてしまいましたが、印象は作為を感じない爽やかな小川です。
名勝、景勝を再現して見せ場を各所に作って回遊するような庭園とは違い、あくまで自然な風景を作りだすことに心血が注がれた庭、というところで訪ねた価値がありました。

復元された新しそうな茅葺きの門から入ります。
見上げればモミやスギやヒノキ等の針葉樹がそそり立ち、ケヤキやモミジやヤマザクラ等が春を待っていました。
新緑の頃も紅葉の秋も、さぞかし美しそう。


人気の少ない古稀庵から移動した小田原城は凄い人混みでした。
このコントラストも、いい体験です。



兼六園を訪ねたのは、大学4年の建築実習で金沢に来て以来たしか2度目です。
雪吊りと灯籠以外にさしたる記憶がないのは、庭や植物にあまり興味のなかった建築学生だったから。ということで間違いありません。
金沢駅からのバスを降りて、桜ヶ岡口というところから何の下調べもなく歩き始めると、逆光に輝く老木を包み込みながら広がる苔庭の美しさに目を奪われます。


しかしてそれは、大変な労力によって保たれている様子をすぐに見せられて、、
癒されるような庭の姿とは違うのですが、多くの人に非日常を感じさせる「特別名勝」の日本庭園の姿ではありました。


園内中央に位置する大きな霞が池には程よいスケール感の見所も散りばめられて、たしかに回遊しながら移り変わる景色を楽しめる広大な庭がつくられています。




東にある山崎山と辰巳用水の辺りは紅葉が美しそうな一帯。
ここから流れ出る水が曲水となって庭をめぐりながら霞が池に注がれる、ということのようです。

足元の石を追っかけて歩くのが私の癖です。
石の趣向は2年前に歩いた岡山後楽園の方が優っていたような気がしますが、いくつかの惹かれた景色をメモがわりに撮ってきました。




