相羽建設本社のリノベーションから一年。
狭い歩道に面した狭い植栽スペースのため、歩道にはみださないようにラベンダーやチェリーセージの花茎をしばったり、苦労工夫をされている様子でしたが、
ある程度の手入れはやむなしとしても、ここはそんな狭いスペースを使った一つのモデルガーデンとしても計画しています。
*「あいばの庭」高中低木のラインアップ
・アオダモ
・ダンコウバイ
・マルバノキ
・クロモジ
・シロモジ
・ナツハゼ
・ミツバツツジ
・コバノズイナ
・アセビ
・マルバシャリンバイ
・ヒラドツツジ
・マホニアコンヒューサ
成長がゆっくりな木と、成長しても高木にはならない木々で小さな林のような風情をつくろうとしました。
ガラスへの緑の映り込みも狭い庭に奥行きを出してくれています。
小金井の「さくらこみち」という4棟の共同住宅
造園から2年目の夏を迎えます。
建築と庭を愛する施主と、その想いに応えた建築家の仕事と、好んで選んでくれた住まい手さんたちによって実現されている、賃貸アパートとは思えない素晴らしい暮らしの風景。
面白い建築計画に呼応するように描いた庭。
今回は撮影してませんが各棟のプライベートな庭を含めて、建築と一体となって奥行きのある目も足も楽しいシークエンスが展開されています。
訪れたのは一年ぶり、
手入れが行き届いた程よい緑量の清々しい風景に感激です。
先月からゆっくりと進んでいた吉祥寺の造園、ようやくおさまりました。
閑静な住宅地に建つ木造2階建ての住宅、HAN環境・建築設計事務所、松田毅紀さんとのはじめての協働です。
道路側の街並みに開いたアプローチガーデンと南側リビングに面したプライベートガーデン、東西の路地を通って回遊することもできる、様々な庭の景色を楽しめる住まいになりました。
普段よりも下草が多種で多いのは、植物好きな奥さんの熱量が私にのりうつったから。
斑入りがお好みということで入れたギボウシやイワミツバ。
ふだんあまり使わない落葉性の下草も多めに入れてます。
敷地のそこかしこに、些細でも気の利いた景色をたくさん作るよう心がけました。
植物好きのお客さんが多いHAN環境・建築設計事務所との庭づくり、他にも数件進行中です。