小林賢二のしごと

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初秋の信濃追分
2026年10月09日


信濃追分の山荘も造園から丸一年経ちました。
   
写る木々のほとんどは既存樹で、建築工事で傷んだ地面の仕上げのほとんどは住まい手さんと自然に任せてのお引き渡しでしたが、
やはり既存のせせらぎを復元するように施した護岸の石組や、建築を支える石積たちが野草に覆われはじめて、羨ましいほど美しい大地の恵みを感じずにはおれません。


せせらぎは程よい手入れもされているのか、夏の終わりの様子として、水と緑と石のバランスがとても美しく癒されます。
せせらぎに鳥が来たり、石積みにトカゲが現れたり、オニヤンマや蛍、アサギマダラという蝶も見られたと、住まい手さんから楽しそうなご報告も。


紅葉を始めてるのはおそらくツタウルシ、かぶれには厳重注意です。

伊礼智さんシステム設計のi-works3.0
つむじにあるi-worksの下屋のないタイプです。
   
まもなく、やはり羨ましいほど美しい紅葉のシーズンですね。

ギンミズヒキとヤマトシジミ
2026年10月07日


侘びて咲くギンミズヒキを撮ろうとしたら、逃げずに居てくれたシジミチョウのおかげでピントが合ったかもしれません。
撮影が難しい花トップテンには入ります、ミズヒキ。この夏も何度か気にしていたのですが、ろくな写真が撮れず。。
   
▼2026年9月18日:近所で撮った赤花のミズヒキ

ミズヒキのお題で書こうと思っていたのですが、シジミチョウ(ヤマトシジミ)の見過ごせない美しさを久々に堪能しました。
羽を閉じた時の侘び寂びな感じの色調と、開いて現れる明るい輝きとの対比が、深く味わいがあり見ていて飽きません。
その小ささ故の物足りなさから、あまり子供たちに追いかけられることもありませんが、モンシロチョウより大きいぐらいのサイズだったら、だいぶ違う存在感だったことでしょう。


ミズヒキの小さな花と合わせ、人間のスケールとの関係に想いを馳せる一コマでした。

先週末に滞在していた上田アネックスオフィスの庭の片隅のギンミズヒキたちでした。
親戚が育てていた庭。おそらく植えられたものだと思います。
この侘びた姿を好むのも日本人の感性。
ミズヒキの話はまたいずれ。

相羽建設との10年*庭のセミナー
2026年10月01日


相羽建設との10年
   
小泉誠さんに「つむじ」プロジェクトにお導きいただいて相羽建設と繋がったのが2015年の暮れ。
ランドスケープデザインのご提案をして、伊礼智さんのi-worksの庭づくりを皮切りに一年ほどかけて「つむじの庭」が誕生しました。
それから間もなく造園のご依頼をいただきはじめて、これまで相羽建設と協働の庭づくりは60件を超えるほどに。
   
小泉さんからの推薦というアドバンテージと、多摩地域仲間の気心もあってか、当初より相羽スタッフの皆さんとは気さくなお付き合いをさせていただき、親戚のような親近感もあったり。
車に乗らない私も電車と徒歩か自転車で気軽に足を向けられる近郊のお客さんがほとんどで、造園後の様子を見にいくことが増えてきた昨今も、気分はやはり親戚の家を訪ねるような地方感なのです。
   
東京の片田舎国立市谷保エリアに暮らして35年経ちました。
信州上田の実家周辺より田舎臭のある環境で、都心の情報を浴びすぎないように過ごしながら、猫の額のような小さな大地と向き合うことから始まって庭づくりへの興味と関心とその必要性を感じてきました。
そしてこの10年、東京西部の多摩地域を中心に自然素材で家を作る工務店との協働作業を重ねて、私なりの庭づくりのお手伝いの仕方が出来るようになってきたかもしれません。
かたいじ張らずに、格好つけすぎない庭づくり、とはいえ持てる能力は発揮します!!そんな感じ??
   
●今月、つむじ10周年企画で2つの庭のセミナーを予定していただきました。
*相羽建設との協働事例を紹介しながら、庭づくりで考えていること、感じて覚えてきたことを話します、オンラインオープンセミナーと、
*つむじの庭の木々、10年の変遷の様子も紹介しながら、私の造園でも出番の多い40種の高中低木のことを話します。「つむじ」現地での樹木のセミナー
   
ご興味ありましたら、お時間ありましたら、ぜひご参加ください!!
   
①10/22(木)10時〜 オンラインオープンセミナー『小林賢二アトリエのしごと・相羽建設との10年』
https://aibaeco.co.jp/event/event-33320/
   
②10/24(土)10時〜 「つむじの庭」で樹木セミナー『庭づくりを楽しむ・緑のある暮らしを楽しむ』
https://aibaeco.co.jp/event/event-33322/

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