クリーピングタイムとワイルドストロベリーのせめぎあい、
春だけは仲よさそうに見えます。
石の目地を居場所にするセダム、
今はちょうどいいのですが、これから石を隠すほどにモリモリ増えていく。。
去年に水鉢の前に現れたタカトウダイ、
残すことにしたのですが、夏には名前の通り高くなりすぎるので、楽しむのは春だけになるかも。
増殖するシラユキゲシと一カ所にとどまるオダマキ、
シラユキゲシは適宜減らしています。
動きだしたユーカリポポラス、
今年はどのぐらい成長するか、、
伊礼智さん設計、相羽建設施工の住宅建替プロジェクトがスタートしました。
来春の竣工予定で、造園の準備期間としてはたっぷりありますが、
今日は、建築解体前の現場で既存の庭で残す植物と石の吟味、取捨選択をしてきました。
▼玄関前のハナミズキ
写真は全て残せることになったもの。
これらを生かすだけでも、いい庭に作り直せそうな選りすぐりですが、
ほんのちょっとの工夫と素材を加えてグッと良くする庭プロジェクト、スタートです。
取捨選択=取捨選択とは、良いものや必要なものを選び取り、悪いものや不要なものを捨て去る、という選択を意味する語。無作為な選び方ではなく、ひとつひとつしっかりと吟味した上で要不要を判断し、その判断に基づき取捨する、というニュアンスを含む表現。
て、ネットに書いてありました。
そんな感じです!
新緑さわやかな中、白のハナミズキとピンクのサトザクラが咲き揃うつむじの春。
実はこれ、私の通勤路にあった団地にある花の景を毎春見ていて、いつかどこかで使おう(パクろう)と思っていた組合せでした。
▼国立富士見台団地(10年ぐらい前の春)
どちらも大きく育つ木なので、小さな住宅の庭では提案し難かったのですが、広い「つむじの庭」計画の機会を得て、つむじ(辻)のシンボルに十字に見える花をもつハナミズキを入口にと思いついて、あ、ここで実現しちゃおうと、、その先にサトザクラ(寒山)を入れた次第。
観察して真似る。
庭づくりの大事な手引だと思います。
花びらを塩漬けして桜湯に使うのがこのサトザクラ「寒山」
「食」をテーマにした「つむじの庭」に植えたもう一つの理由です。
足下でも色々な春が進んでいました。