小林賢二のしごと

国立市

オオイヌノフグリ
2026年02月15日


10年ぶりに愛車(自転車)買い換えでチューンナップを頼んだ帰り、普段は通らない近所の路傍を歩くとオオイヌノフグリが満開でした。

☟だいぶ前の今頃に書いた一文とお気に入りの一枚、
 今日が暖かすぎること以外は変わらない国立の2月です。
   
● 2004.02.19 オオイヌノフグリ
   
一昨年まで住んでいた自宅への行き帰り、隣家の竹林と畑の脇、50mほどの畦道が私のお気に入りだった。春先、畦に映えるオオイヌノフグリとヒメオドリコソウが美しい。気の早い年は12月頃にもオオイヌノフグリの花は見られる。年が明けた頃に用もなくいつもの畦道を歩くと、太陽をいっぱい浴びてふんわかほんわかと青い花がたくさん咲いていた。
いつもの路傍の小さな青い花に春の訪れを知る。
この習癖が身についてから、私の東京の冬は短い。
気がつけば、球根類の直立した葉が地面を突き破り、いつもの家先でロウバイが香りをふりまき、あちこちでウメが咲き始め、いつもの大学のモモが咲き、いつもの駅のカンザクラが咲く。手ぬぐいをポケットに仕舞い、毛糸の帽子を耳までかぶり、コートの襟を立てて日なたをさがして歩く春が過ぎる。
   
直射量の少ない好日の庭では、いつもの家先のロウバイの香りも冷め始めた本日、オオイヌノフグリの開花確認。本格的な春が来る。

さざんか さざんか さいたみち
2026年01月12日


🎵〜
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき



アトリエへの通りみち谷保天満宮の冬
   
今日はどんど焼きでした。
   
焚き火が禁止されるようになり、童謡「たきび」も歌われなくなったそうですね。
素朴な冬の風景、冬のいい匂いが感じられる歌です。
   
🎵〜
かきねの かきねの まがりかど

サザンカは萌芽力も強く、ツバキに比べて密にも茂るようで、古くから生垣にも使われてきました。
   
うちの子供たちが通った小学校の垣根もサザンカ。
童謡「たきび」のイメージからこれを採用した施設も多かったことでしょう。

庭木としても、ツバキ類とともに暑さ寒さに強く、大高木にならない照葉樹としてとても貴重な存在なのですが、チャドクガ(ケムシ)がかなりの確率で発生するので住宅の庭への提案には控えめでした。
それが、近年の気候変動でチャドクガの発生が極端に減っているようで、決して喜ばしい話でもなさそうなんですが、、サザンカ・ツバキ類、虫の心配せずに植えちゃっていいのかなと去年ぐらいから考えはじめています。

シロザ
2025年07月28日


今秋造園予定の伊礼智さん設計・相羽建設施工の国立の現場、
擁壁の足下の隙間に、シロザやエノコログサが生え出てちょうどいい感じだなあと思って撮ったのが先週の上の写真。
今朝も通ってみると一回りぐらい大きく成長してました。雑草と呼ばれる植物たちの自然な振る舞いは魅力的なものの、生育が旺盛過ぎていい時が一時なのが受け入れ難い局面ではあります。

   
擁壁の上の緑地予定地では1mを超えて育っていました。

肥えた土を好むそうなので、いい土壌なのかなと造園工事のことを思いつつ、
今日も昔のhp記事を紐解きます。
   
******
   
2005.07.15 シロザ
   
夏になると雑草ネタが増える。雑草ネタが増えると夏になった感じだろうか、否、そこまではいってない。好きな雑草と嫌いな雑草がある。というか、好日の庭の構成材料として評価しているものと評価していないものの違いだろう。ここ数日、雑草刈りに毎日数十分費やしているところ、刈るものと刈らないものの好き嫌いは激しい。
   
で、シロザ。
刈らない。葉が食えるからではない(栄養価は高いらしい)、葉に何とも言えないシロザならではのやわらかそうな感触がある。触らなくても感じられるような感触がある。アカザではダメな感じのやさしさがシロザにはある。見るからにうまそうなので虫に随分と食われながらも、一本でもそれなりに樹形をまとめるので気の利いたところに生えてくれれば充分に庭の演出を助けてくれる。
このシロザは私の背と同じくらいに成長してきた。誰かに刈られてしまう恐れは大きいけれど、「シロザを抜いたのは誰だ~!!」というほどの執着は勿論無い。

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