
例年の3月に比べてゆとりがあるようで(造園屋としてはいいことではないのですが、、)散歩する時間が増えています国立市谷保エリアでは、ホトケノザやナズナ、ヒメオドリコソウのやわらかな群落があっという間に広がっていました。
こんなやさしいグランドカバーをデザインに取り入れてみたいと想ったこともありますが、
つくろうと思ってもつくれないのが良いところ。
瞬く春に消えていくのも良いところでもあります。

しゃがんで眺めれば一面の春。
しゃがんで眺めていると怪しまれるのが辛いところ。。

「春の七草」のホトケノザはシソ科のこれとは違い、コオニタビラコというキク科の黄色い花。

遠目に間違いやすいホトケノザとヒメオドリコソウですが、今日出会ったたくさんの群落のほとんどがホトケノザで、ヒメオドリコソウは一ヶ所に混ざっていただけでした。
また違うところを歩いてみようと思います。


10年ぶりに愛車(自転車)買い換えでチューンナップを頼んだ帰り、普段は通らない近所の路傍を歩くとオオイヌノフグリが満開でした。

☟だいぶ前の今頃に書いた一文とお気に入りの一枚、
今日が暖かすぎること以外は変わらない国立の2月です。
● 2004.02.19 オオイヌノフグリ
一昨年まで住んでいた自宅への行き帰り、隣家の竹林と畑の脇、50mほどの畦道が私のお気に入りだった。春先、畦に映えるオオイヌノフグリとヒメオドリコソウが美しい。気の早い年は12月頃にもオオイヌノフグリの花は見られる。年が明けた頃に用もなくいつもの畦道を歩くと、太陽をいっぱい浴びてふんわかほんわかと青い花がたくさん咲いていた。
いつもの路傍の小さな青い花に春の訪れを知る。
この習癖が身についてから、私の東京の冬は短い。
気がつけば、球根類の直立した葉が地面を突き破り、いつもの家先でロウバイが香りをふりまき、あちこちでウメが咲き始め、いつもの大学のモモが咲き、いつもの駅のカンザクラが咲く。手ぬぐいをポケットに仕舞い、毛糸の帽子を耳までかぶり、コートの襟を立てて日なたをさがして歩く春が過ぎる。
直射量の少ない好日の庭では、いつもの家先のロウバイの香りも冷め始めた本日、オオイヌノフグリの開花確認。本格的な春が来る。


🎵〜
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき



アトリエへの通りみち谷保天満宮の冬
今日はどんど焼きでした。
焚き火が禁止されるようになり、童謡「たきび」も歌われなくなったそうですね。
素朴な冬の風景、冬のいい匂いが感じられる歌です。
🎵〜
かきねの かきねの まがりかど

サザンカは萌芽力も強く、ツバキに比べて密にも茂るようで、古くから生垣にも使われてきました。
うちの子供たちが通った小学校の垣根もサザンカ。
童謡「たきび」のイメージからこれを採用した施設も多かったことでしょう。

庭木としても、ツバキ類とともに暑さ寒さに強く、大高木にならない照葉樹としてとても貴重な存在なのですが、チャドクガ(ケムシ)がかなりの確率で発生するので住宅の庭への提案には控えめでした。
それが、近年の気候変動でチャドクガの発生が極端に減っているようで、決して喜ばしい話でもなさそうなんですが、、サザンカ・ツバキ類、虫の心配せずに植えちゃっていいのかなと去年ぐらいから考えはじめています。
