チルチンびとの別冊「雑木の庭いろいろ」に元祖好日の庭の記事が載っていました。
2008年のチルチンびと50号に掲載された内容の再掲です。
「好日の庭」とは、30代に仕事場で借りた好日荘というアパートの、駐車場の片隅に勝手につくり始めた小さな庭のこと。
その後引越して現存しませんが、アトリエの庭はどこにつくっても「好日の庭」として今が3代目。
そして初代の庭での、お金をかけなくても、プロに頼まなくても、、日陰でも、小さくても楽しめる庭づくりを12ページに渡って紹介していただいた、彫刻家としての活動の傍らに作庭をはじめた頃の話ですが、私の庭との向き合い方の原点がここにあります。
当時の掲載号は早々にバックナンバーが売り切れて手に入らない状況だったので、今回の再掲とてもうれしく、ご興味ありましたら是非お手にとっていただきたいです!!
p160~171
チルチンびと別冊70号 雑木の庭いろいろ
やや久々に自分の庭しごと、写真を撮るのもしごとです。
*去年の夏ぐらいから暑さに抗しかねていた気がするホトトギスも、植えた覚えのないところに移って復活しはじめました。
*あまり行かない北の庭は、図らずもミツバのグランドカバーで覆われていました。これを活かすしかありません。
こうして自然な庭になっていくようです。
*ポット苗から3年目だったか、それらしくなってきましたイトススキ
*芝生は長めで管理しています、ということにしています。
*アブを呼ぶぶんにはいいんだけど
*いらないんだけど、ヒメツルソバ
*雑多な庭の秋が進んでいました。
半端ない繁殖力の子宝草(子宝弁慶草)
葉の縁に生まれる無数の子株をいくつもの緑入りの器に落としていったら、小さな器ばかり並べた室内の庭の緑量が3倍増になりました。
白根がついて繁殖に向けて準備万端の子株たち、
衝撃的な繁殖方法で、造形です。
放っておくとこぼれ落ちるので、つまみとって他の鉢に移して成り行きを見守っている最中。
多肉植物は徒長させてしまうことが多く、育て方がまだよくわかっていませんが、
移り変わる様子を楽しむのは上手いんです。