新緑出揃った「つむじ」
半日ほどの手入れに出かけました今日の様子です。
入口のナツハゼの目立たぬ花は七分咲きといったところ
西日に当たりすぎたせいか弱っていたカルミアでしたが、周囲にフィリフェラオーレアの葉が押し寄せたおかげか、復調の兆し
まだまだ咲いてましたツルニチニチソウ
下からはよく見えないヤマボウシ
舎庫の前のシラン
斜めに舎庫へ 〜 この小道にかかる枝葉もちょっと整理しました
コバノズイナ・サライブという品種を初めて知って使ったのがここ
奥の方でひっそりと咲いて、ひっそりと虫に食われていくガマズミ
終わりかけのアジュガと、種を飛ばすオニタビラコ
春の雑草が種を飛ばしまくる季節でもあります!
今日のつむじは、ハナミズキの白とサトザクラのピンクが咲き誇るこの庭の見頃のひとつ。
気がつけば2015年の3月に伊礼智さん設計のi-worksの造園工事をしてから10年目の春を迎えていました。
毎年いつ来ても楽しませてくれる庭だと思いますが、10年前の様子を思い返せば隔世の感があります。
i-worksの窓から見る景色も充実してきました。これが更地だったところに全てつくったものだと知れば、造園の価値と植物たちの力とを感じます。
小泉誠さん設計の舎庫も林の中に。
今日は、伊礼智さん企画設計の「つむじ i-works」を軽井沢で建築中のお客さんとの庭づくりの打合せで、
i-worksを打合せ会場でお借りして、つむじの庭をご案内して、とても有意義な時間になりました。
住宅の展示場でもあるつむじに、植物の展示場にもなるようにたくさんの樹種で構成した庭。
私の庭づくりの打合せにはこれ以上ないシチュエーションで、ありがたい限りです。
毎月第一土曜日に開催されている「つむじ市」の日でした。
“人と人が出会い、モノやコト、文化が出会う交差点のような場所になってほしい。”
という想いから生まれた相羽建設の「つむじ」
10年経って、確かにそう育っていることが素晴らしいです。