仕事でお訪ねするお客さんの庭で春を楽しむ季節です。
ここのユスラウメを見て、「つむじ」のもそろそろ咲いてるかな〜といつも想うんです。
雨後の朝でキレイな地ゴケが迎えてくれます。
イロハモミジの新緑出揃うのが、ここは早い。
ヒサカキの花にハッとするのは、はじめてかもしれません。
木に春と書いて椿
現場の近所の低木植込み、
変わった植物たちではありませんが、とても好感のもてる風景でした。
ミモザを楽しんでいるお宅の多い広尾の一角です。
クリスマスでもなければローズでもない、
この庭のオリエンタリス種は、2月の終わりぐらいから開きはじめて今頃が盛りといったところ。
このあと、5月ぐらいまで花の季節が続きます。
下向きに咲く花はしゃがまないと望めませんが、
群れて開いた花たちは、雨の日の庭も明るくしてくれます。
小さなポット苗を地植えして5年ぐらい、7000円ぐらいの株に育ってきた、と思ってしまうのは職業柄仕方ない?
庭の春が本格化してきました。
関本竜太さん(リオタデザイン)建築設計の久喜の家、造園二期工事
二期のミッションは、この季節まで待って頂いた芝張りと、たっぷりと設けられた畑エリアの土壌改善と、コケと若干の低木の追加と、旧邸の庭からの草花の移植。
旧邸からは、ショウブ、アヤメ、ノカンゾウ、ギボウシ、シラン、シュウメイギク、ツワブキ、スイセン、スノーフレーク、ハナニラ、その他判別不明な球根、根っこを大量に移植しました。移植に良い時期のも悪い時期のもありますが、概ね根付いてくれそうです。
旧邸から草花と一緒に敷石も移植させて頂いて、畑の景色もグッと良くなりました。
こればかりは、目ざとい私の手柄です。。
畑エリアは、水や空気の流れが良くなるように対策を施しました。
部屋のどこそこから庭を楽しめるのも関本さんの建築ならでは。
落葉樹が芽吹いて芝が青くなる1ヶ月後ぐらいが楽しみな庭です。