関本竜太さん(リオタデザイン)設計の住宅「RISE」
半階上がる玄関まで、ヒメシャラをくぐり、仰ぎ見、見下ろし、
些細な緑地の周りの数歩の時間に特有の面白みがあるアプローチです。
半階上がった東側にはプライベートな庭スペース。
玄関、キッチン、お風呂、トイレ、それぞれの窓からも楽しめるように植栽を施しています。
今日は杉並区松庵で来春竣工予定の住宅現場打合せ。
ここ数年、にわかにこの辺りの造園現場が増えています。
午後の打合せの前に徒歩圏内の3件のお客さんの庭へ、突然の訪問をしてきました。
先ずは、一昨年の秋に造園した井の頭*Cさんの家
近づくと、木塀の中の芝生の庭でCさんがイロハモミジの剪定中で!庭を楽しんでいる様子を早速拝見できて、久々の再会も楽しいひと時でした!
芝庭の片隅に入れたブルーベリーとマルバノキの顔色もよく、水やりがちょうどいい加減なんだろうと想像できます。
奥の日陰になりがちな狭いスペースにはアオダモとクロモジ。
足元ではキチジョウソウやヤブコウジらの当方定番の日陰の下草が広がり、アトリエの庭から移植したシュウメイギクが茂って、ギボウシを奥さんが気に入ってくれてました。
表の庭は通る人も楽しんでくれているようで、少し前には駐車場の隅の方まで広がったクリーピングタイム満開の様子がとても喜ばれていたとか、嬉しい話が満載の幸先のいい1日のスタートを切らせていただきました。
ありがとうございました!
●建築設計:HAN環境・建築設計事務所
●施工:大和工務店
西武新宿線久米川駅より徒歩7分、府中街道沿いにある「あいばこ」
地面の見えないビルの足元から育てはじめたささやかな緑も、東村山八坂神社の鎮守の森が大きく共鳴してくれて潤いと自然の香りが漂う心地いい場所になっています。
鎮守の森の大きな潤いの有り難さとともに、街並みの小さな庭先にもホッと息のつけるような安らぎを感じます。
アオダモは2株入れることが多いのも、私の中の流行りの一つ。