小林賢二のしごと

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週末の川越
2025年11月02日


川越氷川神社婚礼御用部
10年以上手付かずだった昔ながらの庭をリノベーションしてから丸5年が経ちました。
元々あった石を再利用しながら手を加えた足元の清潔さや、玄関前の水鉢周りに3本並べたアセビや下草の健やかさに、スタッフの皆さんの愛情を感じます。



結婚式の打合せにお導きする路地庭で、踏石の前に仲良く二つ並べてみた二番石に当時の現場でのアドリブを思い出します。

元々あった石灯籠はそのままに、玉石敷で空間の構成を変えた奥のエリア
神社の方から美しい光が射していました。

これも元々あった茶の木

土曜の川越は、いつもにも増して賑わっていました。


好天の夕方、久しぶりに駅まで歩くと、蔵造りの町並みで縁起のようさそうな行列にも出会えてラッキー。

関東平野に立つ「回廊の家」
2025年11月01日


埼玉県坂戸市、信州の盆地育ちの私には、いかにも関東平野という第一印象でした広がる風景の中に立つ関本竜太さん設計の「回廊の家」と名付けられた住まい。
今週前半、好天の3連チャンに恵まれて造園も無事に完了しています。


光が溢れるリビングのドラマチックな時間と、周囲を巡る風景づくりのお手伝いでした。
リビング・ダイニングから見る大開口には、一番高い(値も背も)アオダモを控えに住まい手さんからのリクエストのミモザがこの空間の主役かもしれません。

玄関側には、スズランノキ、アオダモ、ダンコウバイ、ヤマボウシ、ブルーベリーらと、やはりリクエストをいただいたマユミを入れています。
その名と秋の実の可愛さに興味をもたれたそうで、加えて実の形に面白みがあるツリバナを提案したり、些細なメールのやりとりで進化していった植栽計画になりました。


リビングから望みアクセスする一角には、庵治石の丁場で見つけた自然な形の水鉢を焦点にした小庭。
今後お好きな野草を増やしたりして楽しんでほしいプライベートな庭です。


造園によって息吹が吹き込まれた風景、
通りに向かっては、2本のイロハモミジ、アカシデ、ジューンベリーらも植栽して、成長して小さな林を形成していってほしい10年後にも想いを馳せる風景です。

信濃追分の山荘
2025年10月26日


美し信州建設施工、伊礼智さんシステム設計の「標準化住宅」i-works3.0
昨日でこちらの造園工事はひとまず完了です。


森の中の小屋のような、率直に夢のような住まいです。
苔と野草に覆われていく先々や、四季折々、日々刻々と変容していく様子を想像するだけで楽しみです。

見上げれば私は何もしていないような既存の美しい風景ですが、、
工事で傷んだ建築まわりには、既存の風景に馴染んで引けをとらない姿の木々を厳選して持ち込みました。

今回は一人での出張で、めずらしく道路際の残った石積みを自らゆっくり施しました。
振り返って凄い量の石工事を見渡し、職人たちの力量に改めて感謝の念が湧いてきます。


お客さんからも「小林さんにお願いして本当に良かった」と言っていただき、そのお言葉職人たちとも共有して、甲斐のあるいい仕事になりました。
   
これからお客さんにお任せした芝張りと、若干の外構の仕上げが加えられて、11/1~3に見学会が開かれます。

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