小林賢二のしごと

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真田石
2024年01月29日


上田城にある真田石
   
戦国の頃、大手の石垣に巨石を組み込んで、城主の権威を示すために大きさを競ったそう。
真田石は、真田氏の時代か、その後の仙石忠政の時代の城壁か不明ですが、近づいて見ると石の厚みが然程無く、見かけほどの重さでは無さそなのが知将真田らしい、かもしれません。


今年は故郷上田に行く機会が増えそうです。
   
大昔、バイト先の店に行き来した通りで、
ナンテンとカクレミノとササとで、なんとも爽やかな店先の風景に見惚れました。
さりげない手入れの良さが、上田らしいです。

色々な石
2024年01月24日


都電の軌道敷に使われていた敷石、
銀座の歩道にも再利用された、分厚く、欠けや角の丸みに味がある希少な造園材料です。稲田御影石でしょうか。
これに然程古くはない錆御影石を組み合わせて骨格をつくり、更に様々な産地の野面石を寄せ集めた、アプローチの石畳のデザインを考えています。
   
色々な石が集まっている様子を色々な人が集まる様子になぞらえて。

仕上げは3月、
東村山の「あいばこ」で。

植替え
2024年01月21日


2年前の春に庭のリノベーションをさせていただいた町田市・Hさんの家
小雨の昨日、前回手付かずだったエリアの再生にうかがいました。
   
元々植っていた元気すぎたコナラと、一方でコナラは好みそうな暑さ乾燥に耐えられず弱っていたハイノキとに替えて、
背丈ほどのダンコウバイとマルバノキと、小さなブルーベリーとナツハゼとベニバナシャリンバイ、
あとは小さな相木石を三つ加えたり、草花を移植したり、あたかも自分の庭をいじってるような庭しごとをさせていただきました。

乾燥しづらいように若干の対策を施して、いろいろお話しして、2度目のプチお引き渡し。
お子さんの成長と庭の成長も楽しみに。
小雨の中でしたが、あたたかい時間を過ごさせていただきました。

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