小林賢二のしごと

News

仕込みの秋
2024年11月02日


来春の造園工事に向けてデザインの提案と同時に、いつもお世話になっています仕入れ先にあしげく通って材料の手配を快活に進めています。
良い材料を早めに手配することが、より良い庭づくりの最善策だと思っています。
そして、私の一番好きな大切な仕事でもあります。
   
こちらは、デザインはまだ収斂する前に石の手配だけ急ぎたい旨お願いして、現場打合せ翌日に早速選定を済ませた小さな石舞台のための役者たち↓





バッチリ、いけそうです。
   
数件の庭のための敷石もそれぞれのスペース、イメージに合わせて、似たようでそれぞれ異なる石の構成を考えて一石一石選んでいきます。



そしてこちらは、3月竣工の物件の主役に選ばれたイロハモミジ、
この木に出会えて庭のイメージが大きく広がりました。

これからバイブレーヤーたちを選りすぐって、脱線などもさせながら、それぞれの庭づくりは進みます。

信濃追分*Hさんの家
2024年10月28日


軽井沢の西寄り「信濃追分」
上田出身の私にとっては郷愁感じる地名です。


地元でガーデニングに関わる仕事をされてる半ば同業の方からのご依頼でした。
私の方で主要な石と若干の植木を整えて、暮らしながら、そして庭で仕事もされながらのんびりとした庭づくりが始まってから一年余り経ったところ。
草花の生産もされているHさん、完成のなさそうな庭の様子は、どこか自分の庭にも似た空気です。

その後につくられた木のベンチや道具置場が庭に温かみを加えていました。
今後は温室計画もあるようです。

そして上田へ。
カメラを持って歩くのが楽しい、いつもの散歩コース。

子宝草
2024年10月23日


半端ない繁殖力の子宝草(子宝弁慶草)
   
葉の縁に生まれる無数の子株をいくつもの緑入りの器に落としていったら、小さな器ばかり並べた室内の庭の緑量が3倍増になりました。


白根がついて繁殖に向けて準備万端の子株たち、
衝撃的な繁殖方法で、造形です。
放っておくとこぼれ落ちるので、つまみとって他の鉢に移して成り行きを見守っている最中。

多肉植物は徒長させてしまうことが多く、育て方がまだよくわかっていませんが、
移り変わる様子を楽しむのは上手いんです。

PAGE TOP