田中敏溥さん、小泉誠さんと協働した小林建設の高崎の拠点「ギャラリーhinosumika」
毎春恒例の庭づくり四方山話しのセミナーも昨日が8回目。
今回も午前と午後の2部にたくさんの方にお越しいただきました。
昨年は雨の庭でしたが、今年は快晴の庭の様子を確認できました。
陽だまりの芝生広場と、それを囲うようにデザインした石の構成が見所の庭の中で、
一角に設えた石窯もある枕木敷のテラスが、ここの風景にぬくもりを加えています。
そして、スタッフの方の手入れが素晴らしく、いつ来ても美しい芝生広場が迎えてくれます。
小泉誠さんデザインの舎庫の前では、増殖したシランの花が見頃で、野趣のある枝ぶりに育ってくれているダンコウバイが、なんともいい感じでした。
HAN環境・建築設計事務所/松田毅紀さん設計の野沢の家
祐天寺での打合せの帰りに立ち寄りました、こちらは造園から3度目の春を迎えています。
入口のジューンベリーは当初から5mを超える大きな株立でしたが、更にひとまわり大きくなって街並みに向かって存在感を発揮していました。
そのジューンベリーをくぐる石階段の前庭から、2本のアオダモが2階まで伸びる中庭まで、
すっかり小さな林の雰囲気です。
中庭のアオダモの足元に入れた日陰好きの植物たちの顔色もよく、和みます。
HAN環境・建築設計事務所/南澤圭祐さん設計の浜田山の家
本日、南澤さんと世田谷の代田で次の現場の打合せをした帰りに立ち寄りました。
いつの造園だったかとhpを見返せば、ちょうど一年前、
一年がとても長く感じるようになってきています。
風致地区ならではの隣家の緑も大いに借景して、程よい緑のこちらのアプローチが形成されています。
プライベート空間をしっかり囲いながら、微かに透けるウッドフェンスの上と下で、道ゆく人にも緑の風景を。
ゆっくりゆっくりでも大きな緑の風景に育って良さそうな、既存の街並みなんです。