
新緑出揃ったほしかわ工務店新社屋
3月の造園から2ヶ月経った昨日の様子です。

今どきお勧めしたい北の庭、
建物が地面への直射を遮り、立ち上がった木々が空中の光を集めて見せてくれます。
日向好きの植物には向きませんが、こんな環境を好む落葉樹や林床育ちの常緑樹も多く、
近年の夏の暑さが怖い、、南の庭より安心して植栽計画できる北の庭になってきました。
ミツバツツジ、アオダモ、ヤマモミジ、イロハモミジ、アオダモ、ダンコウバイ、ヤマモミジと落葉樹を並べて、シャクナゲ、アセビ、アオキ、マホニアコンヒューサらの常緑低木を加えています。
日照の少なさから秋の色づきがどうなるか、というところはありますが、元気に育ってくれることでしょう。

小泉誠さん設計の建築、
南の庭を望むプロムナードのような抜けが楽しい風景を生み出しています。

広い駐車場の平面に描いたデザインもここのオリジナリティーのひとつ。

高崎、群馬との縁も増えてきました。
新しい造園計画もはじまりそうです。

昨日は小林建設の本庄の拠点「栖の杜」
造園から5年目の晴れやかな春の日、
庭のセミナーを開催していただき午前と午後の2回、たくさんの方にお越しいただき庭づくりの四方山話をしてきました。
好天に恵まれて何よりでしたが、お集まりいただいた皆さんと、9年続けて開催していただいてる小林建設スタッフの皆さんに感謝です。

心配になるくらい日照に恵まれたロケーションの中、これだけ緑が輝いてくれてるのも水やり管理のおかげだと思います。


暑さに耐えるように多めに入れたコニファーのグランドカバーは正解だったかもしれません。



先週、信州滞在で見かけた地味な花三つ
●クルマバソウ
志賀高原、標高2000mを超えるとまだまだ冬景色でしたが、中腹あたりは新緑まぶしく感極まる美しさ。
ふだんゴールデンウィークの頃に出かけることがなく、未体験の春色の光景を堪能しました。
新緑の林の入口で群生していたのがこれ。はじめて見る花です。
調べて、クルマバソウかクルマムグラか、おそらく前者で間違いないと思います。

かけ足の志賀高原通過でしたが、心洗われるひと時でした。

もう少し上の方のシラカバやカラマツの自然林
これから春本番がやってきます。

●マルメロ
温泉街の人気の少ない路地で出会いました。
信州の一部ではカリンと呼んでいる地域もある、よく似た実をつける木ですが別属の別種とのこと。

侘びる花ではないと思いますが,うらびれた路地で全く着飾ることなく立っている様子、咲いている様子にとても惹かれました。
時代遅れの男のような佇まい?
めずらしく同行の友人と家人にも見せたくて呼び寄せたほど。


花が咲いてなければ何の木かわからなかったであろう素朴な木姿も、ふだんの自分の仕事をかえりみて、思うところあるいい出会いでした。

●ニシキギ
こちらは地元上田のアネックスオフィスのアプローチ
ニシキギは東京辺りでは紅葉の色が冴えないせいか、そんなには見かけない、私の造園でも出番のない木ですが、
信州では紅葉の美しさを楽しめるので、ドウダンツツジと並びあちこちで見かけられます。

実と紅葉と比べて、あまり鑑賞目的にされていない今の季節の花が実はとても可愛く、
これを窓辺に生けて楽しむ感覚、身内の仕業とはいえ素晴らしく、癒されます。

切って生けて楽しむのも、写真に撮って楽しむのも、とてもいい花の楽しみ方とよく思うようになってきました。