
常緑のつる植物、テイカカズラ(定家葛)
斑入りの葉でチョウセンテイカカズラという名で認識していましたが、それで検索しても同じ葉を確認できるのは私の古い投稿だけでした。。
今日の調査ではニシキテイカカズラというのがこれかな~という感じですが、、定かではありません。

さて、アトリエの庭に5月の香りが漂い始めてこれの開花に気がつきます。
以前の庭では(木賃アパートの2部屋をアトリエとして借りて空地を庭として使わせていただいてました)、南の境界メッシュフェンスに誘引して、勝手に街並みの景観を作り替えつつ、常緑の葉で南の庭をシェードしてしっとりとした庭づくりを楽しんでいました。

1階2室が昔のアトリエ


常緑フェンスに遮蔽されたシェードガーデン
アジサイが似合う庭でした

アパート建て替えのための立ち退きで、たしか1mぐらいに切り戻して移植した今の庭(借家)では、果たしてどのぐらい伸びるのか?の実験でフェンスの上にだけ這わせて側枝を適当に間引きながら横へ横へ誘引して7年目、計ると10mを超えていました。まだまだ伸びそう。
どこまでいくのか興味津々です。



上に誘引しなければ地面を這い発根して株を増やしながら陣地を広げていきます。
けっこう強く地面を覆うグランドカバーとしても使えますが、地面にあっては花をつけてるのを見たことがなく、たぶんそういう性質です。

フェンスの外れにあふれ出して、いつか整理しようと思っていたところ、塀の足元を上手にぼかして、植えた覚えのないタピアンの紫花が混ざって、それらしい風景になってきたので、このまま活かすことにしました。

自宅の庭、というよりも通りに向けた緑の壁、のような植込み、
高さ3mを超えて壁のように仕立てているオオムラサキツツジと、狭い植込みで幅4mを超えて広がってきたコバノズイナを中心に、脈略なく集まった花木が春から初夏まで顔を出します。
意図せぬ庭づくりから、途中なんとなくデザインしはじめて、ようやく格好がついてきたところ。

バイカウツギがいつにも増して愛嬌よく顔を出し、開花直前が一番の見どころのコバノズイナはトップシーズンに入り、毎年変わらず数輪だけ花をみせるクレマチス・デュランディが渋く彩りを添える、ささやかなうちの前庭も一年のうちで一番見応えのあるゴールデンウィークのよう。


出不精で、人が休んでいる時にのんびり仕事をするのが好きな輩にとって、、家にいる時間がいつもより長いGWに庭の盛りがあるのは、たまたまそうなったとはいえ?良かったなあと気がついた今年です。


伊礼智さん設計の多摩の家
新緑出揃った5月のはじめ、
建築外壁には光があたらない北の庭ですが、立ち上がった枝葉が光を集めてまぶしい春の光景を見せてくれていました。
庭づくりのセミナーなどで時折り話していますが、植物がなければこの光はなく寂しい日陰の北側の風景です。
植栽する一番の恩恵はこの光を感じられることだと常々思いながら植栽工事をしています。

昨秋造園してから最初の春とは思えない、落ち着きのある風情です。