昨年の初夏に造園した川口の家
関本竜太さん設計の「drop」と名付けられた住宅は、2024年のKMEW ARCHITECTURAL DESIGN AWARDで「特別賞」を受賞されたそうです。
↓
https://www.kmew.co.jp/arc_design_award2024/
アプローチにささやかな植栽と敷石を施しただけの、おそらく私のしごとの中でも極小の施工範囲ですが、人工の建築デザインに植物のゆらぎが良く映えて素朴で好感な風景が生まれました。
建築の多岐にわたる大変さに比べて、造園は扱う材料も限られ(特に私の場合は、、)些細な努力と工夫で、かつ数日の工事で、絶大な効果を発揮できるおいしい、、分野です。その大切さを考えてくれる方々の期待に応えられるよう、今年も一件一件気を利かして、もてる力は発揮できるように努めてまいります。
↓川口市*Sさんの家
https://kobayashi-atelier.com/ja/kka/garden/kawaguchi-s-house
↓関本さんのブログ
https://www.riotadesign.com/blog/241121.html
造園のお手伝いをした、広島・府中市の「わかばかぐ」が下記のアーキテクチャーフォトに紹介されています。
https://architecturephoto.net/221745/
デザインリーダーの小泉誠さんのテキストと、ナカサ&パートナーズさん撮影の内外の写真がたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。
なるほどこんなランドデザインを描いたよな〜というドローン写真が印象的です。
夜景写真も一部転載。
わかばかぐは、昨年度の「JIDデザインアワード銅賞」「日本空間デザイン賞入選」という成果もあげています。
小泉さんに誘われたプロジェクトは、いつも後味がいいのです。
■建築概要
題名:わかばかぐ
所在地:広島県府中市
主用途:オフィス+ミュージアム+ショップ
設計:小泉誠+Koizumi Studio 担当/田村正敏
施工:有限会社コアハウス 担当/千葉大輔、徳毛幹也
大工:松本信明
造園:小林賢二アトリエ 担当/小林賢二
照明計画:株式会社たけでん 担当/髙野雄介
サイン計画:Koizumi Studio
サイン:有限会社門田看板 担当/門田淳
電気:佐藤建築電気工事株式会社 担当/佐藤督紀
消防設備:有限会社府中電機工業所 担当/柿原芳明
家具:若葉家具株式会社、こいずみ道具店 担当/大柴いずみ
構造:鉄骨造
階数:地上3階
敷地面積:1484㎡(448坪)
建築面積:461㎡(139坪)
延床面積:1階面積333㎡(100坪)
設計:2021年7月~2023年4月
工事:2022年7月~2023年2月
竣工:2023年3月
写真:ナカサ&パートナーズ、Koizumi Studio
一昨年に造園しました関本竜太さん(リオタデザイン)設計の「越屋根の家」
川越で観光農園を営む農家さんの母屋建替え。
こちらが昨年度の埼玉建築文化賞|【住宅部門最優秀賞】、埼玉県環境住宅賞|【埼玉県知事賞】(最高賞)、かわごえ都市景観表彰|【都市景観賞】という埼玉の三つの建築賞を受賞されました。
環境とか景観というワードを見ると、多少、造園で力添えできたかもしれません。。
いずれにしても、人に恵まれて出会いに恵まれていい仕事をさせていただいてるな〜と、昨年末に忙しくて整理できなかったNEWSを顧みている正月です。
今年も精進してまいります。
↓越屋根の家
https://kobayashi-atelier.com/ja/kka/garden/kawagoe-a-house
↓関本さんのhpより
https://www.riotadesign.com/works/23_koshiyane/#wttl
所在地:埼玉県川越市
用途地域:第一種低層住居専用地域
構造:木造在来工法 地上2階建て
敷地面積:1664.74㎡ /503.58坪
建築面積:202.14㎡ /61.14坪
法延床面積:222.20㎡ /67.21坪
設計期間:21/05-22/08
工事期間:22/12-23/11
設計:関本竜太(リオタデザイン)
施工:堀尾建設
構造設計:野村基(野村基建築構造設計)
造園:小林賢二(小林賢二アトリエ)
撮影:繁田諭