小泉誠さんと相羽建設との協働で進んできました、東村山の「あいばこ」のリノベーション
いつもながら庭で出番をいただいて、街にひらけてつながるスペースづくりにご協力しています。
ゆったりのびのびと作ってもらったウッドのプランターは街並にあたたかみを加えて、手に届く花や実は、道行く子どもたちの興味も引き立てているようです。
小泉さんデザインのベンチは外からも内からも焦点になって、ささやかな石と草木でつくったポケットパークにつながり目と足を運ばせます。
完成お披露目会があり、小泉さんと相羽のスタッフさんたちに混じって、庭づくりの話も少々させていただきました。
室内ものびのびと居心地のいい時間と空間です。
ダンコウバイのトンネルを抜けると舎庫、です。
造園から9年目になる東村山の「つむじ」
植栽したのは畑育ちの小さなダンコウバイでしたが、ここで山取りの木のように育ってきて、理想的な姿です。
買いたいぐらい。
戻りのトンネルを抜けると、そこはドウダンツツジ。
こちらは9年経っても然程成長していません。
その他の木々の成長速度も様々ですが、色濃く緑に覆われてきました。
ヤマモミジの下は避暑地のようです。
相羽建設と小泉誠さんからいつものように声をかけて頂いて進行中のプロジェクト。
いつもと違うのは、駅前のアスファルト敷きの公有地を活用したスペースづくりという課題。
まもなく全貌お披露目になりますが、
“アスファルトを少しでも剥いで木と木を増やすと暮らしの環境は大きく変わる”
という造園の裏テーマをひっそり掲げて協働しています。
この現場で、職人に頼まず自分に課した大事な任務の一つがコスモスの種まき。
昨日が10日目で、エノコログサ(おそらく、、)らと一緒に無事に成長をはじめているのを確認してきました。
9割ぐらいの発芽率だと思います。
下は、2008年の雑誌記事(チルチンびと)に載せた一文、
しみじみと遂行中です。