今日の相羽建設本社前
マルバノキ、ミツバツツジ、ナツハゼ、コバノズイナの紅と橙葉にクロモジ属3種の黄葉とツワブキの黄花が加わる、金運が上がりそうな秋の彩り。
狭いところで上手に育っているナツハゼとシロモジ
クロモジ、シロモジ、ダンコウバイは似たような性質ですが葉っぱの形がそれぞれ違って楽しめます。
マルバノキとクロモジの仲間は、私の庭づくりで出番の多い組合せ。
クロモジは3月の花も秋の黄葉も、ダンコウバイ、シロモジから数日ずれるようです。
日向で育たないと鮮やかに彩らないものが多い紅葉樹に比べて、
黄葉は日陰がちなところで育ってもキレイに発色するのがいいところ。
私の庭では、足元のオオバギボウシの黄葉が目立ってきました。
相羽建設本社リノベーションから2年が過ぎました。
久々に立ち寄った庭の様子、
猛暑の影響でクロモジの葉に痛みが見受けられましたが、今夏の終わりの状態としたら十二分、愛されている様子がうかがえます。
成長がゆっくりなアオダモを中心に、その他は大高木にはならない樹種を選んで、手狭なスペースを立体的にも使いながら様々な樹種を入れています。
狭い歩道に向かっても、旺盛に枝葉が伸びないような中低木のラインナップ。
一番伸びやすいのは、シルバープリペットと足元のクリーピングタイムでしょうか。
綺麗に刈り戻していただいてました。
3年目になる来年からは、もう少し樹勢が強まるかもしれませんが、手に負える管理になると想像はしています。
相羽建設本社のリノベーションから一年。
狭い歩道に面した狭い植栽スペースのため、歩道にはみださないようにラベンダーやチェリーセージの花茎をしばったり、苦労工夫をされている様子でしたが、
ある程度の手入れはやむなしとしても、ここはそんな狭いスペースを使った一つのモデルガーデンとしても計画しています。
*「あいばの庭」高中低木のラインアップ
・アオダモ
・ダンコウバイ
・マルバノキ
・クロモジ
・シロモジ
・ナツハゼ
・ミツバツツジ
・コバノズイナ
・アセビ
・マルバシャリンバイ
・ヒラドツツジ
・マホニアコンヒューサ
成長がゆっくりな木と、成長しても高木にはならない木々で小さな林のような風情をつくろうとしました。
ガラスへの緑の映り込みも狭い庭に奥行きを出してくれています。