相羽建設本社のリノベーションから一年。
狭い歩道に面した狭い植栽スペースのため、歩道にはみださないようにラベンダーやチェリーセージの花茎をしばったり、苦労工夫をされている様子でしたが、
ある程度の手入れはやむなしとしても、ここはそんな狭いスペースを使った一つのモデルガーデンとしても計画しています。
*「あいばの庭」高中低木のラインアップ
・アオダモ
・ダンコウバイ
・マルバノキ
・クロモジ
・シロモジ
・ナツハゼ
・ミツバツツジ
・コバノズイナ
・アセビ
・マルバシャリンバイ
・ヒラドツツジ
・マホニアコンヒューサ
成長がゆっくりな木と、成長しても高木にはならない木々で小さな林のような風情をつくろうとしました。
ガラスへの緑の映り込みも狭い庭に奥行きを出してくれています。
今日は、相羽建設50周年記念イベント
次の50年を見据えた本社のリノベーションも行われて、オフィスという言葉は似合わないような、ぬくもりの感じられる内部空間に仕上がってました。
そして、
設計の小泉誠さんからの指令で、玄関前の街並みにも向いた外部空間づくりへの助太刀をさせて頂きました。
クロモジ、シロモジ、ダンコウバイとクロモジ科を3本入れてます。なぜかと言えば、私が好きだから。。それと、高木にならない中低木扱いの落葉樹を中心に然程広くないスペースに小さな林のような風情を作ろうとしたのが、この庭の特徴。クロモジ科の3本に加え、マルバノキ、ナツハゼ、ミツバツツジといったラインナップ。プラス、成長がゆっくりなアオダモという選択。
木々の枝葉がグングンと広がると困るような、やや狭いスペースのための1つの提案でもあります。
一階はギャラリーやキッチンコーナーもあるコミュニティースペース。
ぜひ体感してほしい空間です。
イベントに合わせて開催の「つむじマルシェ」
ここの庭づくりに協力したのが6年前。
以降、特に多摩エリアでの活動の舞台をたくさん頂いてきました。
地元密着型の相羽建設さんとは、これからも東京の片田舎に、草木も人もいきいきと輝く暮らしの風景を、一緒に増やしていければと願っています。