小林賢二のしごと

Garden, Landscape/あきる野市*HKさんの家

庭の中の家
2025年04月18日


AIBAの現場監督・設計の樋口さんと、社員大工の小林さん夫妻の自邸「にしたまの家」が完成しました。
   
庭の中に家が佇む、都心ではなかなか得難い風景です。
大きくて可愛い庭が出来上がりました。

周囲を見渡せば田園風景と、隣地の木々も借景して広々とつながっています。
今はサクラからハナミズキに花の景色が移り変わる季節、周囲も含めて楽しめる庭の四季になるでしょう。


駐車場の土間コンから野面石の石畳につながるアプローチのデザインが、この庭のオリジナリティーの一つ。
こんな遊び心を迷うことなく悦んで受け入れてくれるお施主さんだからできた、楽しい庭づくりでした。


真南の燦々と陽を浴びる庭ですが、ウッドフェンスが陽射しを遮りアオダモの株元を守ってくれます。
西の隅に入れたクセのある樹形のアカシデもチャームポイント、
この景色をぼんやり見ているだけでも飽きません。

相羽建設との阿吽の呼吸で仕上がった家と庭です。

にしたまの家
2025年03月20日


相羽建設の現場監督・設計の樋口さんと、社員大工の小林さん夫妻の自邸「にしたまの家」
   
来月の竣工に向けて、本格的な芽吹きの季節の前に造園工事もスタートしました。
   
設計の樋口さんから一年以上前に庭づくりの話をいただいた時から、敷地も知らずにぼんやりと浮かんでいた風景がありました。
共有できてるイメージが多いのと、おそらく信頼をいただいてるおかげで、真っ直ぐその風景に向かっています。

大きな木の懐でいだかれるような、素朴な佇まいの家。
   
半年前に目をつけておいた重さ1tを超えるイロハモミジの大木です。
根回し、積込み、運搬、植えつけと、いつもお世話になっています皆さんの絶大な力で無事に移植完了しました。
畑で見た時は圧倒的な大きさのモミジでしたが、大らかな敷地の中に植えてしまえば祭りの後の静けさが。イメージ通りにおさまりました。

近い将来、小屋も建つ予定のスペースも。
来月に、モミジのまわりで四季の彩りを増やす草木を加えて、お引渡しの予定です。

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