小林賢二のしごと

Garden, Landscape/稲城市*Nさんの家

稲城の家・夏
2023年09月02日


今日は、今秋造園工事の井の頭の住宅現場打合せの後、
今春に造園しました稲城の家をお訪ねしました。
   
春の花の季節〜リビングの大きなガラス面の向こうに広がる移り変わる景色を楽しんで頂けてるようでした。
猛烈な夏の暑さで葉焼けをしている落葉樹がいくつかありましたが、どれも新芽は生きている様子で、猛暑は今日まで!と願いつつ、来春しっかり復活して根付いてくれることを期待です。

築山の日当たりの乾燥しそうなところに入れたセダム(モリムラマンネングサ)も概ね期待通りに広がってきました。

夕方には、庵治石の水鉢のまわりに毎日のように小鳥たち(エナガやシジュウカラ)がやってくるそうで、住まい手さん撮影の小鳥が集まる涼しげな動画を見せていただきました。
人も他の生き物たちも楽しんで頂けている様子、庭冥利につきます。
   
▼リビングの特等席から

稲城の家・3
2023年05月22日


3月に造園工事スタートしていた稲城の家
   
建築外構工事の完了を待っての乗り込みで、ようやく庭も仕上がりました。
佇みたくなる場所がたくさんある家と庭。
心地いい風や光が生まれています。


庵治石の景石・水鉢を要に、相木石の石畳と飛石が視線と足取りをつなぎます。
庵治石と相木石の相性の良さは昨年から経験してきました。


建築外構素材との相性もいいのは、庵治石と相木石に合わせてくれた建築家の拘りの賜物。



お昼まで燦々と日が当たり、午後になると二階建ての建築が庭への直射を緩和してくれます。
こんな環境を好む植物はとても多く、山育ちの落葉樹たちも安心して計画できました。

*建築設計:加藤建築設計事務所

稲城の家・2
2023年04月04日


先週よりも芽吹きは進み、
家と庭も完成までもう一息になってきました。
   
家の外から見ても中から見ても、庭のどこにいても美しく居心地のいい庭。が出来つつあるように思います。

土と石と植物と水で庭を作っていくことで、新しい空間が次々に生まれ、広がっていくように感じます。

建築工事の完了を待って、庭の仕上げにもう1日。
   
*建築設計:加藤建築設計事務所

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