昨日は、国分寺と花小金井の現場。
国分寺の住宅は、暖かくなるのを待ちに待っての芝張りでした。
相羽建設の「つむじ」を見て、芝の丘を子供の遊び場として庭に作りたいという住まい手さん。
先月に築いておいた丘への芝張りですが、芝が根を張るまでの養生期間、斜面に張ったマット状の「切り芝」が動かないように竹で作った串をさして固定します。
造園屋っぽい、、クラシックな作業です。
芝張りには最適な季節。青々してくるのも待ち遠しいです。
▲つむじの丘
花小金井はモミジの植え替えでした。
6年前に植栽したヤマモミジの数本の枝が枯れてしまい、木は生きていたので樹勢回復させて数年かけて復活させるのも手だったのですが、庭の木を楽しむために広く開けた二階の開口で、数年待てないという住まい手さんのご意見を聞き、やはりこの早春を待っての植え替え決行でした。
枯れ枝が出た原因は特定できなかったのですが、
この植え替えの機会に、より深く強く根が張れるように、竹炭と木の枝と落ち葉などを根鉢の下と周囲に漉き込みました。
去年の秋に選んでおいたここにピッタリの新ヤマモミジ。
自然の生き物なので、絶対大丈夫はなかなか言えないのですが、元気に育って潤いと楽しみをいっぱい増やしてくれること期待です!
昨日の現場、相羽建設設計施工の国分寺の家
ポストの上の多肉植物は住まい手さんからのリクエストです。
同じ植物でも、普段扱う造園材料とはそもそも別世界の生まれ育ち。
材料を探すルートも異なり、全く不慣れな庭づくりで断る事も考えたのですが、、
ほぼ趣味で、自作の器に多肉を入れて楽しんでいた経験はあったので、昨日に造園工事実施してきました。
小さな庭
小さな光
そして小さな業務拡大
また楽しからずや。
地べたの庭は、芝張りをもう少し暖かくなるまで待って頂いて、来月完成予定です。
↓アトリエの多肉やサボテンたち
小さな器に入れておくと成長もゆっくりで、
案外長い年月、そのままで楽しめるのがいいところ。