昨年暮れに造園した小田原の家。
この夏の様子を建築設計の関本竜太さんが送ってくれました。
植栽して一年目の夏、なおかつ今夏の酷暑にあった落葉樹の姿としたら驚くほど良好です。
住まい手さんの手入れによるところ大ですが、
もう1つ良好な要因は、西日が当たらないところに緑地が集約されていること。
近年の夏の暑さは、南の庭の植栽計画をするのに一苦労ですが、、
建築の北と東に主庭をもってきたこの家は、暑さ対策の庭づくりに大事な指針を与えてくれそうです。
暑さへの弱さでしばらく敬遠していたアオハダも、北の玄関側に植栽しています。
アオダモ、アオハダ、ヤマボウシ、マルバノキ、シロモジ、ジューンベリー、ナツハゼ 、ブルーベリー、
紅葉、黄葉に色づく秋も楽しみです。
●建築設計:リオタデザイン(関本竜太)
12月後半に6つの造園工事、うち3現場が先週に仕上がりました。
落葉樹が葉を落としてからの季節、にわかに存在感を見せてくれてるのが赤い実をつけた♀のソヨゴ。
成長がゆっくりな木なので、当初からその場にピッタリのソヨゴを探すのも楽しみのひとつ。
関本竜太さん設計の「小田原の家」
ひょろっとそよっとした一本立ちを小さなスペースにぴったりのを探して、
玄関前には程よい株立ちで常緑の潤い。
入れた落葉樹はアオダモ、アオハダ、ヤマボウシ、マルバノキ、シロモジ、ジューンベリー、ナツハゼ、ブルーベリー、等々
西陽が当たらない好環境で、芽吹く春が楽しみです。
そして、
昨日に仕上がった相羽建設設計施工の飯能の家。
玄関に向かうアプローチに枝葉を垂らして小窓に潤いを与える樹形のソヨゴと、水鉢に添わせた小さなソヨゴ。
やはり、この季節の引渡しに際して効いてくれてます。