小金井の「さくらこみち」は3年目の夏。
猛暑はじまった昨日に立ち寄ると一層に輝きを増していました。
アオダモ、ヤマモミジ、ヤマモミジ、と入れたアプローチ、
緑陰も濃くなり、程よい緑のトンネルをつくっています。
成長がゆっくりなアオダモはもとより、ヤマモミジもイロハモミジと比べると当初の樹形を崩さずにゆっくりと成長してくれます。
近づけば、メジロが。
桜がないのに「さくらこみち」というネーミングは、近くの玉川上水や小金井公園に繋がるようにというオーナーの想いから。
輝きを増したのは、私が植えてないエゴやサルスベリやモミジやユキヤナギやらが芽生えて緑量が増したのも一因。
オーナーと住まい手さんたちの愛に育まれて、確かに生きものたちが行き交い繋がってきたようです。
小金井の「さくらこみち」という4棟の共同住宅
造園から2年目の夏を迎えます。
建築と庭を愛する施主と、その想いに応えた建築家の仕事と、好んで選んでくれた住まい手さんたちによって実現されている、賃貸アパートとは思えない素晴らしい暮らしの風景。
面白い建築計画に呼応するように描いた庭。
今回は撮影してませんが各棟のプライベートな庭を含めて、建築と一体となって奥行きのある目も足も楽しいシークエンスが展開されています。
訪れたのは一年ぶり、
手入れが行き届いた程よい緑量の清々しい風景に感激です。
今日は、吉祥寺→東久留米→小金井、と昨年から今年に造園した3現場の春の様子を見させていただきました。写真は小金井に昨春竣工した「さくらこみち 」という集合住宅。
賃貸アパートですが借り手のご夫婦とのつながりが生まれ、たまに庭の様子を伺っています。
生活感も生まれながら、これだけキレイに庭が保てれていることに感激です。
*建築設計:田岡博之建築設計事務所
プライベートな中庭も造園しています。
本当に賃貸アパートとは思えない、住まい手さんに恵まれた庭だと思いました。
造園から一年、クリーピングタイムとワイルドストロベリーが元気に広がっていました。
もう2現場は相羽建設の取材に同行。住まい手さんの庭を楽しんで頂いてる話も聞けて嬉しかったです。
どちらもいい春を迎えていました。
追ってまた、掲載します。