小林賢二のしごと

Garden, Landscape/杉並区*浜田山の家

新緑の候
2025年05月13日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の浜田山の家
   
今日は久保敦史建築設計事務所の久保さんと来春工事の浜田山の別件現場調査を行ったあと、久々に前を通って写真を撮らせていただきました。
造園から5年目の春になります。
   
午後の陽射しを浴びる道路側は、暑さに苦戦した様子も見受けられましたが、爽やかな新緑の風景に癒されます。
日照が不足しすぎないか若干の懸念もあった玄関前のアオダモは、かえって元気そうで、やはり癒されます。。

塀際に入れたコバノズイナ・リトルヘンリーも爽やかに広がっていました。

新緑の候、というタイトルでアップしようかと思いながら戻ると、アトリエの庭の新緑もなかなかの風景になっていました。
いい季節です。

車のある庭
2023年05月10日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の浜田山の家
   
造園から3度目の春を迎えています。
通りから近づいて見えてくる新緑がキレイでした。
   
車が二台あっても庭の緑を望めるゆとりある前庭のプランで、
街並みにも向けられた緑が、道行く人の目も楽しませてくれます。
車があって絵になる庭かもしれません。


ハウチワカエデ、ヤマモミジ、ダンコウバイと山取りの落葉樹3本を寄せ植えして、ソヨゴ、カラタネオガタマノキ、ナンテンと常緑を混ぜた2坪ほどの緑地から四季折々の風景が生まれます。

塀際に開けてもらった緑地にはコバノズイナ・リトルヘンリーがイメージ通りに広がっていました。

浜田山の家
2020年12月19日


伊礼智さん設計、相羽建設施工の建替二世帯住宅。先週の現場、5日通って仕上げてきました。
春に既存の庭の現調に出かけて、元々あった石や植物をなるべく残して使いましょうと、住まい手さんと話して始まった庭づくりでした。
味のある樹形の白梅と二階窓まで届くトサミズキをそのまま残し、移植できそうな低木と下草を私の庭で半年養生して、たくさんの石を現場の隅に積み重ねといてもらって。
ラフなプランだけ描いて、石の使い方は現場でのアドリブ。新しく持ち込んだ植物と石と、庭の歴史が織り成して生まれた新しい庭。
そして、植栽計画の最後に選んだ軒下のナンテンが、昭和を感じさせる建築の佇まいにバッチリ似合いました。


▲私的にお気に入りの、軒下のナンテン

▲新しく持ち込んだ伊勢御影の水鉢と、元々あった味わい深い姿の石灯籠と白梅。
普段は出来ない、、庭のデザイン

元の庭にあった石を吟味して再利用。
こんな作業が好きなんです。。

◼︎Instagramでも仕事の情報配信をはじめました。

https://www.instagram.com/kobayashi_atelier/

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