永福の家
2025年04月26日
関本竜太さん設計の永福の家
今月はじめの石工事のあと、建築外構工事からバトンを受けて、昨日に植栽と仕上げを施しました。
アプローチから奥まで路地のような庭が家をとりまき、
歩きながら変わっていく風景と、いくつもの窓から四季折々の風景とを楽しめる家と庭です。
狭い路地空間への細やかな植栽も、その繊細さが障子のある開口によく似合っています。
落ち着いた和室からは一本のクロモジ
植栽エリアは主に西日が当たらない建物の東、
アオハダ、クロモジ、マルバノキ、アオダモ、ナツハゼ、ダンコウバイ、、
こんな環境を好む、比較的旺盛には茂らない落葉樹を中心に奥深さのある路地庭を構成しています。
そして家の窓からは、ささやかなピクチャレスクな景
庭石への思い
2025年04月09日
関本竜太さん(リオタデザイン)設計の住宅、今年に入って月一ペースで造園させていただいてます。
永福の家は、アプローチから奥まで路地のような庭に囲われた落ち着いた佇まいの家。
建築外構が進む前に重量のある石材を搬入して、建築完了後に植栽工事という段取りの、昨日が一期の石工事でした。
改装中のご主人の実家の外壁に使われていた大谷石を敷石として再利用して、庭石も数石持ち運んでいただいたり、
鉄平石に思い入れがあるという信州上諏訪が実家の奥さん、玄関前には諏訪鉄平石をこちらで手配して、大谷石から木戸をくぐると鉄平石の敷石へ、思いがつながるアプローチにデザインしました。
↓事前に写真を受け取っていたご主人の実家の石たち
そして、新たに水鉢なども持ち込んで、この家ならではの庭に仕上げていきます。
植栽工事は今月末。
住宅の緑が充実している杉並の風致地区、
周辺の新緑も眩しく、とても心地よく過ごせる現場です。