
伊礼智さん設計の多摩の家
新緑出揃った5月のはじめ、
建築外壁には光があたらない北の庭ですが、立ち上がった枝葉が光を集めてまぶしい春の光景を見せてくれていました。
庭づくりのセミナーなどで時折り話していますが、植物がなければこの光はなく寂しい日陰の北側の風景です。
植栽する一番の恩恵はこの光を感じられることだと常々思いながら植栽工事をしています。

昨秋造園してから最初の春とは思えない、落ち着きのある風情です。

昨秋造園しました伊礼智さん設計、相羽建設施工の多摩の家
春がきていました。
アプローチがある街角に向いた北面と、隣家に陽射しを遮られるプライベートな南の庭。
地面への直射時間が極めて少ない植栽地で、日当たりの庭には躊躇する繊細な落葉樹も比較的安心して提案できた庭づくりでした。
今がこの庭の春のトップシーズンだと思いますが、賑やかすぎない閑静ないい風情に仕上がったと思います。


春一番(ハルイチバン)という早咲のツツジを北の入口と南のポイントに2本入れてます。
西洋シャクナゲとサクラゲンカイツツジの交配種だそうで、乾燥を嫌いますが、ここは2本とも元気に育ってくれそうです。

南の庭にはハルイチバンのほか、ネジキ、アオハダ、ヤマツツジ、シャクナゲ、大きく育っているアセビ、、
これらも南の日当たりには計画しづらい、ここならではラインナップ。
ヒメシャラやダンコウバイは普段は陽射しにも耐えてもらってますが、ここはより居心地いいことでしょう。


北に入れた高木のヤマモミジ、アオダモも順調に芽吹きはじめていました。
新緑出揃う頃がまた楽しみです。


伊礼智さん設計、相羽建設施工の東京郊外の家
今日で造園も納まりました。
今回は高松市庵治石の丁場で出会った石たちが固有の庭の景色をつくってくれています。



先週の軽井沢より石のボリュームのある現場が続き、しっくりくるように納めるためにふだんより緊張感もあり、職人さんたちの手足腰も心配ですが、、
今月はもう2現場、注力します。