小林賢二のしごと

Landscape art, Sculpture/ときめく - 仙台

仙台第3法務総合庁舎エントランスホール
2021年01月04日


設置から10年を過ぎる仙台第3法務総合庁舎エントランスホールのアートワーク。
東北出身のスタッフ大場さんが1年ほど前に撮ってきてくれた記録です。
   
広瀬川の姿と伊達政宗公の豪放な気概にもインスパイアされて描いた、都市の華やぎをちりばめた一筆のライン。
大理石とガラスのアートシーンです。




   
ホームページリニューアルに伴い、未紹介だった物件と近年撮影の写真記事を随時投稿中です!

ときめく – 仙台
2013年06月28日

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◆画像準備中
  
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エントランスホールに広がる白い壁面に、仙台の豊饒な自然と都市の華やぎをテーマに構想した、大ホール空間を包み込むようなおおらかな風景レリーフです。
「杜の都」を表す石のレリーフと、「水の輝き」「都市の華やぎ」を表す色ガラスを使って、仙台らしい伊達で洒脱でモダンな風景を描いています。
横長に広がるキャンバス(壁面)の特性を活かし、軽快なリズムで刻む石の模様は、仙台市の紋章にも引用されている伊達家の紋章の一つ「三つ引両(竪引両)」の3本のラインと、気高く連なるケヤキ並木の木立をモチーフに、躍動感溢れる「杜の都・仙台」を表現しています。近づいて一つ一つの石を見上げると、その表面にはケヤキの葉のシルエットが刻まれています。
そして、正面壁に印象的に描かれた一筆のライン。それは、青葉山丘陵を割って西部から流れ込み、曲流して市内を潤し、名取川に合流して太平洋へ注ぎ込む広瀬川の姿です。ダイナミックなラインは、伊達政宗公の豪放な気概をも表現しています。
   
   
宮城県仙台市
仙台第3法務総合庁舎エントランスホール | 壁面レリーフデザイン
白大理石、カラーガラス、ステンレス、他
2010

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