| 2003.10.18 ホトトギス
私の植物に対する嗜好は、最初に出会った頃の印象に左右されていることが多い。9年ぐらい前だろうか、知人にこのホトトギスを株分けしていただき自宅の玄関先に数株を植えていた。初秋、花をつけたかと見ると5〜6個ある茎に、綺麗に同じ数だけ茶色の毛虫が乗っているではないか。一体一体、別々の花茎の同じような位置に乗っている毛虫の景が、私にとってのホトトギスの原風景となってしまった。
主張を控えた抑えた紫色、近づくとわかる形と色のディテールの細やかさに、いかにも日本的な秋的なものを感じはするのだが、あまり好感をもっていなかった。
全体の姿も好みではないが、蕾と花の形はおもしろい。花弁の付け根の妙な膨らみが効いている。
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