kobayashi kenji atelier
ヒガンバナ
2004.01.29 ヒガンバナ

葉がでる前に花をつける木は多いが、ヒガンバナのように花と葉が入れ替わりででてくる草花はあまりない。お彼岸の頃に度派手な赤花を咲かせ、花がしおれると緑の葉がでてくる。
冬枯れの庭のなかで、ひと際青々とした葉を繁らせている。やがて春になると葉もなくなり、春から夏までを地下で過す。

落葉樹や夏緑の草花が枯れているときに、冬の太陽を独り占めして栄養をため込んでいるかのような存在感。花のかたちのオリジナリティーも強烈だが、生きていく戦略の独自性も鮮やか。